本記事には、オランダに住んでいた著者がオランダのお土産をまとめました。
これからオランダ旅行する人に向けて、「オランダの有名なお土産って?」「どこで買えるの?」という疑問にお答えします。
本記事の内容は以下の通り。
旅行中にお土産を探し回るのは大変&時間がもったいないです。どのお土産をどこで買うかイメージして、効率的にお土産集めを楽しんでくださいね。
オランダのお土産:食べ物・お菓子系
ストロープワッフル
オランダのお土産で定番なのがストロープワッフル!甘いキャラメルシロップを薄いワッフルではさんだスイーツです。
お土産として買うなら、缶詰がおすすめです。オランダらしいチューリップの華やかなデザインや、アムステルダムの運河と自転車のデザインなどがとってもかわいい!お土産感もあって◎
ストロープワッフルは日常のお菓子としても食べられているので、空港・お土産ショップ・スーパーマーケットどこでも購入できます。ただし、一つずつ個包装されているストロープワッフルはほとんど見かけません。
一方、ストロープワッフルはオランダ土産のド定番なので、なんと海外土産の通販サイトで売られています!日本にいるうちにオランダ土産を用意できてしまうのです。
- オランダでは売られていない1枚ずつの個包装タイプが通販にはあるので、会社などへのバラマキに◎
- 荷物がかさばるのが嫌な人、ストロープワッフルが割れてしまうのを防ぎたい人に
現地でのお土産探しは楽しいですが、最低限買わないといけない会社用やバラマキ用は通販で先に買っておくのも手です。
ストロープワッフルのリキュール
個人的におすすめなのがストロープワッフル味のリキュール!
甘めのリキュールで、牛乳やコーヒーで割ったり、ロックで飲んでもおいしいです。お酒好き&甘いもの好きの人へのお土産にどうぞ。
ただし、空港やスーパーマーケットでは売られておらず、街中のお土産ショップにしか置かれていません。レアなので、見つけたら即購入がおすすめです。
チーズ
オランダはチーズも有名です。いろんな種類のチーズが売られていますが、日本に持って帰るならハードタイプのチーズが扱いやすくて◎
お土産ショップによく置かれているのが以下のゴーダチーズ。
ゴーダチーズはオランダを代表するチーズで、持ち運びもしやすいのでお土産に最適です。色んなフレーバーがあるので、好みの味を見つけてみてくださいね。
トニーズチョコロンリー
トニーズチョコロンリーは、オランダ発の人気チョコレート。
味は普通のチョコレートですが、強制労働のないカカオの生産を掲げてつくられたフェアトレードのチョコレートなんです。
パッケージはカラフルで華やか!外国のチョコレート感があっていいですね。板チョコの他に個包装されたチョコもあって、バラマキ用に◎
ハイネケン
日本でも有名なハイネケン。実はオランダで誕生したビールなのです!
日本でも購入できてしまうのがデメリットですが、アムステルダムにあるハイネケンの工場見学「ハイネケン・エクスペリエンス」では、自分の名前やメッセージを入れた自分だけのハイネケンボトルを作れます!
このデザイン以外にも、何種類かボトルデザインがあって選べました。
お土産や記念に、ぜひ作ってみてくださいね。
大麻風味のお菓子
大麻や売春が認可されている自由な風土が特徴のオランダ。なんと大麻風味のお菓子も売られているんです!
フレーバーが大麻なだけで実際には入っていないので、お土産として持ち帰ることもできます。インパクトのあるお土産をお探しの方は、候補に入れてみてくださいね。
フレーバーの強さは light, medium, strong などレベルがあります。私はmediumを買ってみましたが普通のクッキーのように感じたので、strong以上の方が面白いかもしれません。ただし、大麻は青臭いにおいなので、おいしいかというと…微妙なところです。
オランダのお土産:雑貨系
デルフト焼き
デルフト焼きは、オランダ発祥の美しい青と白が特徴の陶器のデザインです。
オランダらしい風車やチューリップ、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」のイラストなど、お土産に最適なデザインもあります。
本格的なデルフト焼きを購入したい人は、「ロイヤルデルフト」で購入しましょう。16世紀から続く老舗のデルフト焼き工房です。街中のお土産ショップや、空港でも扱っているお店があるので、チェックしてみてくださいね。
ロイヤルデルフトでなくても、デルフト焼きモチーフのグッズは色んな場所で売られています。
風車の置物や食器やオーナメントがかわいいので、ぜひチェックしてみてさいね。
ミッフィーグッズ
日本でも人気のミッフィーは、実はオランダ発祥!オランダではナインチェという名前で呼ばれていて、オランダの絵本作家ディック・ブルーナさんによって誕生しました。
オランダの街中やお土産ショップには、たくさんのミッフィーグッズがあります。オランダらしい服装のミッフィーや、オランダで有名な絵画「夜警」の衣装のミッフィーも。
ぬいぐるみや文房具など種類もたくさんあるので、シーンや相手に合ったお土産が見つかりやすいです。
木靴
オランダの伝統文化の木靴。先がツンと尖った形が特徴で、全て木でできています。
ベランダ用の靴などとしてお土産に購入される方が多いです。歩きやすい靴ではないのがデメリットですが、最近はフワフワの素材でできた靴も!
厳密には木靴じゃなくなっていますが、丸っこくて先がとがった木靴の形はかわいいですね。室内履きとして◎
置物やマグネット
旅行した記念として、オランダっぽいアイテムが欲しい人には置物やマグネットがおすすめです。
オランダ特有の細い家カナルハウスや、チューリップ、風車、自転車などのマグネットや置物があります。家に飾っておくと、見るたびに旅行のことを思い出すので、自分用のお土産として◎
オランダじゃないけどおすすめのお土産
ハリボー
ハリボーはドイツ発祥のグミ。ヨーロッパを中心に愛されていますが、日本でもたまに見かけるくらい有名なグミですよね。
日本でも見るしお土産にはちょっと…と感じるかもしれません。ですが、高すぎず、バラマキ用があって、日持ちして、ヨーロッパ感もあるので、とっても便利なお土産です。
リンツ
リンツはスイス発祥のチョコレート。こちらも日本で見かけるほど有名ですよね。
日本で買えると分かっていても、おいしいのでお土産としてもらって嬉しいチョコレートです。一つ一つ個包装されているのも渡しやすくて◎
やや溶けやすいチョコレートなので、持ち運びには注意してくださいね。
トリュフマヨネーズ
私がオランダ生活でドはまりしたのがトリュフマヨネーズ!トリュフ風味がほんのり香るマヨネーズで、野菜や生ハムにつけて食べると絶品なんです。
オランダ発祥というわけではありませんが、オランダのスーパーマーケットには必ず置かれているほど日常的な調味料です。
値段は高くなく、小瓶サイズで渡しやすいので、お土産にも最適◎ 実際にお土産として渡したときに、喜んでもらえたり興味をもってもらえることが多かった品物です。
オランダ土産を購入できる場所
オランダでお土産を買える場所は以下の4か所。
- スキポール空港
- 観光地にあるお土産ショップ
- 美術館などにあるショップ
- スーパーマーケット
買いたいお土産を決めても、探すのに苦労することも。あらかじめどこで購入するか目星をつけておきましょう。
スキポール空港
オランダ最大の国際空港がスキポール空港。もちろん色んなお土産がおいてあります。
まず空港の中に入る手前にあるのが、Albert Heijnというスーパーマーケット。
このAlbert Heijnには、ストロープワッフル、トニーズチョコロンリー、チーズ、ハリボーなどが置いてあります。食べ物系のお土産を買うのに最適です。
雑貨系のお土産が売られているBLOEMというお店も、空港に入る前にあります。
基本的に出国審査後に買うよりも、事前にお土産を買っておくのがおすすめです。
- お土産を受託手荷物に入れられる
- 出国審査後に買うよりも安い
とメリットがあります。
が、出国審査後の方がお土産の種類は多いです。ロイヤルデルフト、多種類のミッフィーグッズ、かわいいデザイン缶のストロープワッフルを買いたい人は、出国審査後にショッピングしましょう。ただし機内持ち込みになるので、割れ物やかさばるものだと扱いが大変です。
観光地にあるお土産ショップ
アムステルダムやザーンセスカンスといった観光地には、お土産ショップがあります。
空港でお土産を探し回るよりも、1つのお店にすべてまとまっているので買いやすいです。旅行者が買いたくなるアイテムが多いという点でも◎
Googleマップで行き先の都市を表示して、日本語で「お土産」と検索すると、その都市にあるお土産ショップが見つかります。
美術館のショップ
美術館や博物館の中にあるお土産ショップも要チェック!
ゴッホ美術館なら「ひまわり」や「花咲くアーモンドの木の枝」などをモチーフにしたグッズが売っていたり、
ゴッホの絵画が包装紙になったチョコレートも!味は普通のチョコですが、カラフルなゴッホの絵が華やかでお土産感もあって◎
アムステルダム国立美術館ならレンブラントの「夜警」の衣装を着たミッフィーが!
美術館ならではのアイテムがあって、見ているだけでも楽しいです。ぜひお土産ショップまで見てみてくださいね。
スーパーマーケット
食べ物系のお土産を安く買うなら、スーパーマーケットがおすすめです。
オランダで一番有名なスーパーマーケット「Albert Heijn」に行きましょう。ストロープワッフルやハリボー、リンツ、トリュフマヨネーズなどが売っています。
チーズの種類もたくさん!お土産ショップではゴーダチーズしか売られていないことが多いので、色んなチーズから選びたい人はスーパーマーケットもアリです。ただし、要冷蔵のチーズや検疫に引っかかるチーズは日本に持って帰れないことがあるので気をつけてくださいね。
オランダでお土産を買うときの注意点
検疫に引っかかる品目をチェック
海外でお土産を買うときは、検疫に引っかからないよう注意が必要です。
オランダは基本的に
- 肉類はNG!生はもちろん加工済みでもパウダーでも×
- ドライフルーツも種類によってはNG
- ドライフラワーは×
- ナッツ系・香辛料系は要注意
- 乳製品も要注意
生物や植物系はNGのものが多いです。変更になることもあるので、旅行前によく調べるようにしましょう。
お酒は量が多いと関税がかかる
お土産に買いたいのがお酒!ヨーロッパは魅力的なお酒が多いですし、検疫に引っかからない&日持ちするのでお土産に最適です。
でもお酒は量が多いと関税がかかると覚えておきましょう。
となっています。実際には760mL×3本=2,280mLが免税になるので、例えば350mLのビールなら6本までが免税されます。
免税範囲を超えた量は、以下の税率に基づいて税金がかかることに。
品名 | 税率 |
---|---|
ウイスキー、ブランデー | 800円/リットル |
ラム、ジン、ウォッカ | 500円/リットル |
リキュール | 400円/リットル |
焼酎 | 300円/リットル |
その他(ワイン、ビールなど) | 200円/リットル |
例えば、免税範囲を超えたワイン1本760mLなら152円、ビール1本350mLなら70円の税金がかかります。
きちんと税関ブースで申告して支払いましょう。
まとめ
以上、オランダの有名なお土産と購入場所、注意点を紹介しました。
オランダはチューリップモチーフやゴッホモチーフのお土産やミッフィーグッズなど、華やかでかわいいお土産がたくさんです!一方デルフト焼きといったおしゃれでいいものもあって◎
お土産ショッピングをぜひ楽しんでくださいね!
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