オランダ生活を始めるとき、有名なスーパーや家電量販店を知っておくと生活のスタートアップが楽になります。
私がオランダ生活を始めた当初は、
- ヤマダ電機のような家電量販店はどこ?
- ヘアゴム忘れてきた…どこで買えるんだろう?
と思いながら、街中をぐるぐると探索して回りました。色んなお店を自分の足で調査するのも楽しいです。ただ、最初は色々と手続きで忙しくのんびり探索する時間が取れないことも。
本記事には、これだけ知っておけばオランダ生活で困らないという店舗をまとめました。これからオランダ生活を始める方は参考にしてください。
スーパーマーケット
オランダで主要なスーパーマーケットは以下の4つ。
- アルバートハイン(Albert Heijn):1番メジャー。クレジットカードが使えないのが難点。
- ユンボ(Jumbo):2番目にメジャー。
- リドル(Lidl):安い。やや街の中心から遠い。
- アルディ(Aldi):安い。やや街の中心から遠い。
いずれもGoogle Mapsで検索すれば出てくるので、最寄りのスーパーマーケットを把握しておきましょう。営業時間も載っています。
どのスーパーマーケットもレジ袋は有料(1€くらい)です。エコバックを持っていくのをおすすめします。
アルバートハイン(Albert Heijn)
オランダ国内で一番有名かつ店舗数が多いスーパーマーケットがアルバートハイン。青色のロゴが目印です。
店舗によりますが、22:00まで(日曜は20:00まで)営業しているところが多いです。ヨーロッパでは早い時間に閉店したり、日曜は閉店していることもあるので、これだけ長く開いているのはありがたいですね。祝日も営業していることが多い印象です。
日本のスーパーマーケットと同様に、野菜、肉、魚、パン、総菜、洗剤、トイレットペーパー、日用雑貨などが売っています。
会計時にはセルフレジと有人レジを選べますが、以下の点に注意をしてください。
- セルフレジ…支払いはPINカードのみ。
- 有人レジ…支払いはPINカード、現金のみ。
PINカードというのは、オランダで銀行を開設したときに作れるデビットカードのようなものです。オランダに着いたばかりの頃はもちろんPINカードを持っていないので、有人レジで現金払いすることになります。
クレジットカード払いできない点が不便ですね。
また、買い物をするときはアルバートハインのカードを入手しておきましょう。お会計時にこれをスキャンさせないと、割引商品でも割引されません。アルバートハインにあるサービスカウンターでカードをくださいと言えばもらえます。
ユンボ(Jumbo)
オランダでアルバートハインの次に規模が大きいのがユンボ。黄色のロゴが目印です。
店舗によりますが、22:00まで(日曜は20:00まで)営業しているところが多いです。
ユンボの場合は、
- セルフレジ…支払いはPINカード、クレジットカード。
- 有人レジ…支払いはPINカード、クレジットカード、現金。
クレジットカードが使えるのが嬉しいですね。PINカードを入手するまでは、アルバートハインよりもユンボの方が便利だと思います。
リドル(Lidl)
リドルはドイツ発祥のスーパーマーケット。
アルバートハイン、ユンボに比べると安いと感じます。ただし、街の中心から遠いところにあることが多いです。
店舗によりますが、21:00か22:00まで(日曜は19:00か20:00まで)のところが多いです。
アルディ(Aldi)
アルディもリドルと同様に、ドイツ発祥のスーパーマーケットです。
特徴もリドルと似ていて、価格は安いものの街から少し離れます。
店舗によりますが、20:00まで(日曜は18:00まで)のところが多いです。他の3つのスーパーマーケットに比べると、閉店時間が早いですね。
ドラッグストア
エトス(Etos)
街中の色んなところにあるエトス。日本のドラッグストアと似た雰囲気で、ボディケア、ヘアケア、化粧品、歯磨き関連、ビタミンなどが売っています。花粉症の薬もありますよ。
営業時間は18:00までの店舗が多いです(都会の中心では20:00~21:00閉店の店も)。仕事後に寄ろうと思っても閉まっていることが多いので気を付けてください。
クルイドファット(Kruidvat)
クルイドファットもエトスと似た雰囲気です。店舗数としてはエトスの方が多いように感じます。
営業時間は18:00~19:00に閉店する店舗が多いです(都会の中心では20:00~21:00閉店の店も)。
家電量販店
メディアマルクト(Media Markt)
オランダで一番有名な家電量販店はメディアマルクトです。ヤマダ電機のような店で、電化製品を買いたい場合はここに行けばまず問題ないでしょう。
電子レンジ、冷蔵庫、ドライヤー、ゲーム機、パソコンなど、電化製品ならだいたい揃っています。
日用雑貨
ヘマ(HEMA)
HEMAはオランダ発祥の日用雑貨屋です。売っているものは幅広く、衣服、肌着、寝具、コスメ、キッチン用品、文房具、トラベル用品、お菓子、お酒など。メガネやコンタクト液なんかもあって、意外となんでも置いてあるように感じます。
HEMAが独自に作っている製品もあり、カラフルでおしゃれな印象です。雰囲気としては日本にある300円均一の店に近いかなと感じました。価格は300円よりも高いものが多いです。
子供服、ベビー服も売っています。おしゃれでかわいいですね。
服屋
ZARA
ZARAは日本でもよく見かけるので安心ですね。オランダ内ならどの街にもあります。服がなくて困ったらまずZARAに駆け込んでおけば大丈夫でしょう。
H&M
H&Mも日本でおなじみの服屋ですね。ZARAよりも安い印象です。スポーツウェアも売っていました。
デパート
デ・バイエンコルフ(De bijnkorf)
デ・バイエンコルフはオランダのデパート。大きな都市にあり、駅近くに建っていることが多いです。
ヨーロッパはトイレが有料(0.5€くらい)であることが多いですが、デ・バイエンコルフのトイレは無料で利用できます。街中でお買い物しているときに便利なので覚えておきましょう。
日本食材が手に入るスーパー
東方行(Amazing Oriental)
東方行では、中国・韓国・日本といったアジア系の食材や調味料が売っています。醤油、みりん、みそ汁のもと、お米、納豆、うなぎなどがあります。
納豆は冷蔵ではなく冷凍されていることが多いですよ。
オランダ語が読めなければGoogle翻訳を
基本的に店内の表示はすべてオランダ語です。オランダ語が分からなければ、Google翻訳をかざして翻訳しながら買い物しましょう。画像で読み込ませればすぐに翻訳してくれます。
まとめ
以上、オランダ生活を始めるのに役立つ店舗を紹介しました。
ドラッグストア:Etos、Kruidvat
家電量販店:Media Markt
日用雑貨:HEMA
服屋:ZARA、MANGO
デパート:De bijnkorf
日本食材が手に入るスーパー:東方行(Amazing Oriental)
これだけを知っておけば、とりあえず「どこに行けば買えるのか分からない」といったことはないのかなと思います。
オランダ生活に慣れたら、街を実際に歩いていろいろなお店を開拓してみてくださいね。
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