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【オランダ】マーストリヒトのカーニバル!仮装やパレードを楽しもう

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オランダのカーニバル 海外旅行

オランダの南部で2月頃に行われるカーニバル!老若男女問わず衣装やメイク、小道具を使って仮装したり、パレードで生演奏したりしてお祝いするイベントです。

私はオランダの南にあるマーストリヒトという街のカーニバルに行きました。街中にいる人の仮装のレベルが高いことに加えて、色んな場所で生演奏と音楽が鳴り響いて楽しいイベントでした。

記事の内容
  • オランダのカーニバルの説明
  • マーストリヒトのカーニバルの概要
  • カーニバルに行った感想
  • カーニバルに行くときに注意すること

これからカーニバルに行く予定の方参考にしてください。

オランダのカーニバルとは?

カーニバル

カーニバル(謝肉祭)とは、カトリックの文化圏で行われる祝祭です。キリストの復活祭に関連のある行事で、オランダのカーニバルは四旬節の直前に行われます。

復活祭…イエス・キリストの復活を祝う日。3月22日~4月25日のいずれかの日曜日。
四旬節…復活祭の40日前の水曜日~復活祭の前日まで。

毎年復活祭の日が移動するのに伴って、カーニバルの日程も毎年変わるので気を付けて下さい。復活祭からカーニバルの日程を予測すると、以下のようになります。

2023年:2月19日(日)ー2月21日(火)
2024年:2月11日(日)ー2月13日(火)
2025年:3月2日(日)ー3月4日(火)

昔は宗教的な意味で行われていましたが、今では仮装やパレード、演奏、お酒を楽しむイベントの感覚が強いです。

オランダはざっくりと説明するなら、北はプロテスタント、南はカトリックの習慣が残っています。カトリック圏のイベントであるカーニバルは、オランダの南の街であるマーストリヒト(Maastricht)、アイントホーフェン(Eindhoven)、デンボス(Den Bosch)などで楽しまれています。

【2023年情報】マーストリヒトのカーニバル

カーニバル

マーストリヒトは店を締め切って大規模なパレードを開催したりと街を挙げての大イベントになっています。

本記事ではマーストリヒトのカーニバルについて解説しますね。

開催日時

2023年2月19日(日)ー2月21日(火)

2月19日(日曜)
王子の旗の掲揚
12時11分~ カーニバルの開会宣言&11発の大砲発射
13時33分~ 大規模なパレード

2月20日(月曜)
14時22分~ 家族と子供たちのパレード

2月21日(火曜)
14時11分~ Zate Hermeniekes Concoursのパレード
14時33分~ 子供の仮装大会

毎年日程は変わりますが、曜日は日月火で固定です。上記のスケジュールも毎年似たものになります。

>> 2023年のマーストリヒトカーニバル開催日時

場所&アクセス

メイン会場はフライトホフ広場です(GoogleMapsの赤いピン)。

パレードはマーストリヒト中央駅からフライトホフ広場までになります(GoogleMapsの青いピン)。

パレードのルートは、マーストリヒト公式HPに地名だけ載っていたものをgoogle mapに書き起こしました。開催年次によってルートは変わると思うので、行く前に公式サイトをチェックしてくださいね。

※2023年のルートはまだ発表されていないようです(2月11日時点)。上記のルートは2022年のものですが、おそらく同じルートではないかと思います。

>> 公式サイト|マーストリヒトのカーニバル概要

マーストリヒトのカーニバルに行った感想

マーストリヒトの3日間のカーニバルのうち、私は初日の日曜日に行きました。

公式HPの情報を見る限りメインのパレードや開会宣言が日曜なので、一番日曜が盛り上がるのでしょう。実際に大勢の仮装した人で溢れかえっていました。

大勢が集まるフライトホフ広場

12時11分にフライトホフ広場にて大砲と共に開会宣言されるとのことで、12時頃に行きました。

広場には仮装した大勢の人!

フライトホフ広場のカーニバル

広場の中心に吊り下げられている人形はムースウィーフ(Mooswief)といって、マーストリヒトのカーニバルの伝統的なモチーフだそうです。

ムースウィーフ

12時半頃に開会宣言らしきスピーチがありました(オランダ語だったので内容は分からず)。なぜか11発の大砲はありませんでした。

パレードが楽しい!

日曜のパレードは13時30分にマーストリヒト中央駅付近を出発し、フライトホフ広場に向かって進んでいきます。私はシント・セルファース橋の上で見ることに。

開始は13時30分から少し遅れたものの、パレードがやってきました!

カーニバル

カーニバル

ヨーロッパ風の仮装が多く、色とりどりの豪華な衣装にしっかりとしたフェイスペイント。髭の色まで変えていたり、かなり見ごたえがありました!

日本の仮装は若者中心なのに対して、オランダは子どもからお年寄りまで仮装していたのが印象的でした。

パレードは楽器の生演奏や紙吹雪で盛り上がるシーンも。

カーニバルの生演奏

ユニークな衣装や小道具もあって面白かったです。

カーニバルの出し物

ビールを飲みながらパレードに参加している人もいるくらい、緩くみんなで楽しもうといったスタンスでした。そもそも山車自体が、ビールサーバーを構えた屋台だったりします。笑

カーニバル

多くのグループがパレードの行列に参加していて、最初から最後まで見ると1時間半ほどかかりました。

写真で見るだけでも華やかでわくわくしますが、現地の楽しい雰囲気は格別です!気になった方はぜひ足を運んで実際に楽しんでみてください。

ステージで演奏していることも

帰り際、駅に向かって歩いているとステージで生演奏している団体がいました。

ビジターセンター前のカーニバル

打楽器のリズムに合わせて観客が踊っていて、とても楽しかったです!

煙を焚いたりクラッカーを鳴らしたりといった演出もありました。

公式HP上に情報が無かったのでゲリラライブかもしれません。私はマーストリヒトのビジターセンター前で観ることができました。

カーニバルに行くなら気を付けること

人混みの中ではスリに気を付けて!

マーストリヒトのカーニバルはどこも人でいっぱい。イベント中のステージ前は、すし詰め状態になることもありました。

貴重品やスマートフォンを盗られないように注意しましょう。コートや服の下にカバンを隠せると安心です。

お酒を飲むとどうしても気が緩んでしまうので、セキュリティーポーチやスマートフォンストラップといった装備面で対策をしておくことをおすすめします。

楽しいイベントでも盗難に遭うと残念な思い出になってしまいます。貴重品はしっかり守りましょう。

ビールを持ち歩いている人が多い

カーニバルは仮装とお酒と音楽を楽しむイベント!

ビールサーバーのある屋台がいくつも出店されていて、あちこちでビールを飲んでいます。蓋のないプラスチックカップになみなみに注がれたビールを持って小躍りしている人もいるので、汚れても良い服で行きましょう。

カーニバル中のビール

お店はほとんどやっていない

日曜のイベント中は、マーストリヒトの駅~フライトホフ広場周辺のお店はほとんど開店していませんでした。

イベント中にサッと食べられるワッフルやパン屋、またカフェは営業しています。イベント用に出店やパブは開店しているので、飲食物に困ることはないでしょう。

ショッピングやお土産を楽しむことはできないので注意してください。

簡易トイレが設置されているので安心

開場の色んな場所に無料の簡易トイレが設置されています。

カーニバルのトイレ

写真左側にあるのは男性用の小便器。開放的で衝撃ですが、オランダでは街の色んなところで見かけます。

トイレの個室内にはトイレットペーパーがありますが、無くなったままの個室もいくつかありました。ティッシュを多めに持参しておくと安心です。

まとめ:仮装だらけの華やかで楽しいイベント!

以上、マーストリヒトのカーニバル情報でした。

自分自身が仮装して参加するのももちろん楽しいですが、仮装せずに雰囲気を感じるだけでもかなり楽しめるイベントでした。ぜひ年に一度のイベントを楽しんでくださいね!

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