ヨーロッパにある小国ルクセンブルク。
今回、首都であるルクセンブルク市を観光しました。清潔感のあるきれいな街で、街歩き、ショッピング、食事が楽しかったです。
個人的には街歩きが大満足で、街中はヨーロッパの街並みでおしゃれ、街から少し歩くと遺跡が残っていてゲームの中に入ったような感覚になります。どこを切り取っても絵になる美しさで、カメラ好きにはたまりませんでした。
日本人にとってはあまり有名な観光地ではないと思いますが、周辺に住んでいる方やヨーロッパ周遊旅行で日数が余った方の観光の候補になるよう、本記事にルクセンブルクの魅力をまとめます。
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ルクセンブルクの基本情報
ルクセンブルクはベルギー、フランス、ドイツにはさまれた国。面積は神奈川県と同じ程度の小さな国で、首都はルクセンブルク市です。
金融業とIT関係が多く、世界有数の富裕国です。
フランス語、ドイツ語、ルクセンブルク語の3つが公用語とされています。実際に訪れると、フランス語が主流なのかなと感じました。あらかじめGoogle翻訳でフランス語をダウンロードしておくと、看板やメニューが読めて便利です。レストランでは英語も通じました。
治安はヨーロッパの中では比較的良いです。ただし近隣諸国からの人の往来が多いので、海外から犯罪者が流入しやすい面もあります。観光する際には気を付けましょう。
首都ルクセンブルク市の観光
首都ルクセンブルク市は、1日で回りきれるくらいコンパクトに観光地がぎゅっと詰まっています。私が訪れた観光スポットには青いピンを立てました。クリックすると観光地名が見られます。
街の景観を楽しむのが一番のおすすめです。天気の良い日にふらふらと歩くだけで楽しい気分になるような街でした。
首都ルクセンブルクの街並みは世界遺産
首都ルクセンブルクの古い街並みと要塞群は、世界文化遺産に登録されています。高低差のある街なので、少し離れてみると絶壁に並ぶ建物が壮観ですね。
白~ベージュ色の壁に黒い屋根が多い印象です。日が暮れてくるとオレンジ色の街頭が点き、白い家によく映えていっそう綺麗な街になります!
この写真は日没の前後に撮りました。日が落ちきってしまうよりも、日が落ちかけか昇りきる前の薄暗い時間帯が綺麗に見えておすすめです。
街を一望できる「パノラマリフト」
パノラマリフトはルクセンブルク市を一望できる場所です。施設というよりも、先端がガラス張りになっている道が作ってあるという表現が正しいかなと思います。
エレベーターで上がるか、高い場所からそのまま入ることが可能。
ルクセンブルク市を一望できます。
先端は床もガラス張りになっています。高所恐怖症の方は怖いと感じると思いますが、先端以外はガラス張りではないので、数歩下がって鑑賞しましょう。
料金:無料
時間:いつでも入場可能。エレベーターはAM5時45分~AM1時のみ稼働。
街中にある遺跡「ボックの砲台」
ボックの砲台は、世界遺産登録されているルクセンブルク市の「古い街並みと要塞群」の要塞群に当たります。
急な断崖に作られた地下要塞跡で、冬季は休業していますが夏季は中に入ることができます。中に入れなくても、外観やボックの砲台上から見るルクセンブルクの街は必見です!
ボックの砲台上からは街全体が見渡せます。ルクセンブルクの街を一望するなら、パノラマリフトかボックの砲台上の2か所がおすすめです。
国のシンボル的な「アドルフ橋」
アドルフ橋はルクセンブルクの独立を表し、非公式な国のシンボルとなっているそうです。
橋の向こう側にあるヨーロッパ風の建物の存在感もあって、まるでゲームの中のような景色ですね。
アドルフ橋の下には遊歩道もありますが、景色を楽しむなら上を歩くことをおすすめします。
戦争の慰霊碑がある憲法広場
第一次、第二次世界大戦、朝鮮戦争で命を落とした兵士のための慰霊碑です。
12月にはここでクリスマスマーケットが開催されます。
ステンドグラスが美しい「ノートルダム大聖堂」
ノートルダムとは聖母マリアのことで、ノートルダム大聖堂は聖母マリアのために建てられた教会とのこと。フランス語なのでフランス語圏にノートルダム大聖堂はたくさんあるそうです。
ルクセンブルクにある教会もノートルダム大聖堂。ステンドグラスが美しい教会です。
土曜の9時に行くとミサ中でした。ミサ中でも中に入ることはできますが、写真を撮ったり内観を見て歩くことはせず、一緒に参加するか後ろにひっそりと座っておきましょう。
11時に訪れると、30分間のパイプオルガンの演奏会が行われていました。教会の後ろ側に大きなパイプオルガンがあります。
料金:無料
時間:月ー金 8時ー18時、土ー日 9時ー19時
街中の宮殿「ルクセンブルク大公宮」
街中に急に現れる存在感のある建物がルクセンブルク大公宮です。
夏の間はガイド付きツアーが開催されていて、中を見学できるようになっています。
冬の間は外から見ることしかできませんが、外に立っている兵隊の徴兵交代が時々行われていて、運が良ければ見ることができます。具体的にいつ行われているのかは調べてみても分かりませんでした。
街の中心近くにあるので、ちらっと寄って眺めてみても良いと思います。
大公宮御用達のチョコレート店「Oberweis」
ルクセンブルクは実はチョコレートも有名です。ルクセンブルク市内にあるOverweisは、ルクセンブルク大公宮御用達のチョコレート屋なんだとか。
その本店が市内にあるので、時間があればぜひ訪れてみましょう。
1階にはお持ち帰り用のスイーツやデリが並んでいます。上のフロアはカフェとレストランになっているそうです。
美味しそうなケーキとチョコレートがたくさん並んでいます。
パッケージもかわいくてついたくさん買ってしまいました。お土産にも◎
街中はディズニーランドみたいでかわいい
街中はショッピングできるお店やレストランが並んでいるのですが、まるでディズニーランドの街のようにかわいかったです。
車通りも多くなく、綺麗なアウトレットに来たかのような感覚で歩き回れました。
ルクセンブルクは基本的に白い壁の家が多いのですが、所どころカラフルなところも。ここの小道は特に素敵でした。
飾りつけがされているところもありました。絵になる場所が多くて忙しいですね。
ルクセンブルクは美食の国としても有名
ルクセンブルクは郷土料理はあまり有名ではないものの、ベルギー、フランス、ドイツに囲まれていることからそれぞれの国の美味しいものが集まっており、美食の国としても知られています。
私が観光中に訪問したレストラン「Le Bouquet Garni」は、観光地の真ん中にありアクセスが良く、味もお店の雰囲気も満足でした。
別の記事に感想をまとめたので、レストラン探しに迷っている人は参考にしてください。

まとめ:街歩き・ショッピング・食を楽しもう!
以上、ルクセンブルク市を観光した感想でした。
1日で回りきれるコンパクトさでありながら、どこを歩いても異世界のような風景で、すっかり魅了されてしまいました。
- 世界遺産であるルクセンブルクの街と遺跡は絶景
- 街中がヨーロッパ風でおしゃれ&かわいい
- 美食の国で食事がおいしい
ぜひルクセンブルクも観光先として候補に入れてみて下さい。
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