一時帰国や本帰国直後に必要になるスマホのインターネット通信。モバイルWi-FiやSIMなどいろんな選択肢がありますが、おすすめなのがeSIM!
- 数分の設定ですぐに使い始められる
- スマホにインストールするだけなので返却や紛失の心配なし
- ギガ数やプランの種類が豊富
というメリットがあり、海外旅行や一時帰国などで使いたいときに便利です。着陸直後からネットが使えるのも◎
本記事では日本国内でいろんなeSIMを使ってみた著者が、一時帰国におすすめのeSIMをまとめました。実際に日本で使ったときの通信速度も測定したので、どのeSIMがちゃんと繋がるかが分かります。快適に日本滞在を楽しんでくださいね!
日本一時帰国や本帰国直後におすすめのeSIM
eSIM4社比較表
日本に一時帰国したときや本帰国直後に使える4つのeSIMをまとめました。それぞれの特徴は以下の通り。
Ubigi | 安く抑えたい人・ギガ数が少なくてOKの人に 初回は割引コード【WELCOME10】で10%OFF >> 使い方を知りたい人はこちら |
Holafly | データ無制限でたくさん使いたい人に 当サイトの割引コード【IKAHOLA5】で いつでも何度でも5%OFF >> 使い方を知りたい人はこちら |
Airalo | 知名度の高いeSIM 初回はお友達紹介コード【K3250】で3ドル割引 >> 使い方を知りたい人はこちら |
Trifa | 日本発のeSIMで安心 Trifaアプリでの購入が分かりやすくて◎ |
どのeSIMも実際に日本で使ったことがあります。Ubigi、Holafly、Trifaはストレスのない通信速度で使用できました。
Airaloは初めて使ったとき、通信制限がかかっているくらいの速度しか出ませんでしたが、その後は普通に通信できました。やや通信にムラがある印象です。
それぞれのeSIMの価格や特徴を解説していきます。
Ubigi(ユビジ)
できるだけ安く抑えたい人やギガ数が少なくてOKの人はUbigiがおすすめです。一時帰国中は実家やホテルでの滞在が多く、基本的にフリーWi-Fiを使うという人に向いています。
Ubigiの日本用eSIMプランの料金と有効期限は以下の通り。
- 500MB 1日間 360円
- 1GB 30日間 570円
- 3GB 30日間 1200円
- 10GB 30日間 2600円
- 50GB 30日間 9700円
Ubigiは安定して通信できる印象があります。私は日本・台湾・アメリカでUbigiを使ってみて、どの国でもサクサク通信できました。
日本でUbigiの通信速度を測った結果、25Mbpsでした。
私が普段日本でネットを使うときは30Mbps前後なので、普段と変わらない感覚で使用できました。普段どのくらいの通信速度を使っているか分からない人は、こちらのサイトで計測してみてください。
Ubigiは初回購入ならクーポンコード【WELCOME10】の適用で10%OFFになります。忘れずに使ってくださいね。
Holafly(オラフライ)
日本一時帰国中にいろんな場所に買い出しに行ったり旅行する予定の人は、データ無制限でたくさん使えるHolaflyがおすすめです。
Holaflyの日本用eSIMプランの料金と有効期限は以下の通り。
- 5日間 2400円
- 7日間 3400円
- 10日間 4400円
- 15日間 5700円
- 20日間 6900円
- 30日間 8400円 など
日本でHolaflyの通信速度を測った結果、15Mbpsでした。
Holaflyは普段と変わらない感覚で使用できました。
データ無制限なので、残りのギガ数を気にせず使えるのがかなり安心でした。Youtubeで音楽を聴くのも問題なかったです。
Holaflyは当サイト限定のクーポン【IKAHOLA5】で5%OFFになるので、購入時には忘れず使ってください。初回だけでなく、いつでも何度でも5%OFFになります。
Airalo(エラロ)
海外旅行のeSIMとして一番知名度が高いのがAiralo。対応している国の数が多く、アプリでの購入・管理ができて使いやすいです。
Airaloの日本用eSIMプランの料金と有効期限は以下の通り。
- 1GB 7日間 4.5ドル
- 2GB 15日間 6.5ドル
- 3GB 30日間 8.5ドル
- 5GB 30日間 11.5ドル
- 10GB 30日間 18ドル
- 20GB 30日間 26ドル
初めてAiraloを日本で使ったときは、37kbpsの通信速度でした。通信制限がかかっているレベルの遅さで、LINEもネット検索も全くできない状態でした…。
その後何度か日本で使ったときはちゃんと繋がり、130Mbps~150Mbpsの通信速度が出ました。初回はたまたま運が悪かっただけかもしれません。
あと、アメリカでAiraloを使ったときはギガ数の減りが早かった印象です。Ubigiを使っていた友人と比べると3倍くらい早くギガ数が減ってしまったように感じました。
やや通信が不安定な印象があるので注意してください。
Airaloはお友達紹介のコード【K3250】を利用すると、初回購入時に3ドル割引になります。忘れず利用してくださいね。
Trifa(トリファ)
日本発のeSIMで安心して使いたい人は、Trifaを選びましょう。アプリで購入・管理ができて簡単なのも◎
Trifaの日本用eSIMプランの料金と有効期限は以下の通り。
- 1GB 7日間 720円
- 3GB 15日間 1740円
- 5GB 31日間 2750円 など
Trifaはアプリ上で滞在国・滞在日数・利用タイプを選ぶと、おすすめのギガ数が表示されます。
どのくらいのギガ数使うか迷っている人は、Trifaの公式アプリをインストールしてシミュレーションしてみてくださいね。
日本でTrifaの通信速度を測った結果、25Mbpsでした。
Trifaは普段と変わらない感覚で使用できました。
日本の通信キャリアで電話番号を保持している人は?
楽天モバイルやpovoといった日本の通信キャリアをeSIMにして、海外生活中も日本の電話番号を保持し続けている人がいると思います。そういった人は、楽天モバイルやpovoで使用するギガ数を購入するのもアリです。
一方でeSIMは同時に何個でもインストールできるので、楽天モバイルやpovoで日本の電話番号を維持しつつ、UbigiなどのeSIMを使うこともできます。
日本の通信キャリアとUbigiなどの使い切りのeSIMを比較して、自分の滞在に合ったギガ数プランを探してみてくださいね。
eSIMの使い方&設定方法
eSIMの設定は以下の流れでできます。
出発前に現地でやっておくこと
・eSIMをインストールしておく
・モバイルデータ通信は変更しない
飛行機に乗る直前
・機内モードにする
日本に到着した後
・機内モードのままeSIMのデータローミングをON、モバイルデータ通信をeSIMに変更
・機内モードを解除
eSIMのインストールには通信環境が必要なので、出発前に家のWi-Fiなどを使ってインストールしておくのがおすすめです。ただ、インストールするのを忘れてしまっても、到着後に空港のWi-Fiを使ってインストールすることもできるので安心してください。
実際に設定してみると5分もあればできてしまうほど簡単です。
日本でeSIMを使うときの注意点
eSIMを使うときには、以下の3つに注意してください。
- 自分のスマホで使えるeSIMプランかチェックしておく
- eSIMのインストールには通信環境が必要
- 日本での電子決済系は使えないことが多い
自分のスマホで使えるeSIMプランかチェックしておく
eSIMはすべてのスマホ機器が対応しているわけではありません。
- 自分のスマホがeSIM対応か
- SIMフリーになっているか
- 選んだeSIMのプランが自分のスマホに対応しているか
の3つをチェックしておきましょう。
スマホはSIMフリーになっている必要があります。自分のスマホがSIMフリーかどうか分からない人は、以下の手順で確認しておきましょう。iPhoneもandroidも同じ手順で確認できます。
ホーム画面の「設定」>「一般」>「情報」の順に進みます。「SIMロック」の欄に「SIMロックなし」と表示されていたらSIMフリーになっています。
eSIMのインストールには通信環境が必要
eSIMのインストールには通信環境が必要です。現地に着いてから設定しようとすると、「ネットを使うためにeSIMをインストールしたいのに、インストールするためのネット環境がない」という状況に…。
使い方&設定方法の項目で解説したように、現地でeSIMをインストールしておくと安心です。家などのWi-Fi環境下でインストールしておきましょう。
日本での電子決済系は使えないことが多い
AiraloなどのeSIMを使っているときは、IPアドレスが海外になります。例えばAiraloを使ってGoogleChromeで検索していると、以下のようにIPアドレスがシンガポールになります。
これが原因なのか、PayPayなどのアプリ決済がはじかれることが多いのが難点。
eSIMを使うときは、クレジットカードもしくは現金で支払うことをおすすめします。
eSIMがつながらないときの対処法
基本的には、現地でeSIMを使える設定にした時点でインターネット通信できます。ただ、まれに「説明通りにeSIMを設定したのにインターネットが繋がらない!」ということも。
私自身6種類以上のeSIMを色んな国で使用しましたが、20%くらいの確率で繋がらないことがありました。
接続できない場合でも、以下の対処法をすればすべて使えるようになりました!現地で困った場合は一つずつ試してみてくださいね。
- 設定が合っているか確認する
- スマートフォンを再起動する
- 機内モードのON/OFFを切り替える
- モバイルデータ通信のON/OFFを切り替える
- データローミングのON/OFFを切り替える
それぞれ解説していきます。
設定が合っているか確認する
まずは、eSIMがインターネット通信できる設定になっているかどうか確認しましょう。
ホーム画面の「設定」>「モバイル通信」> eSIMの名前をタップして以下の画面へ。
・「この回線をオンにする」がONになっていることを確認。
・「データローミング」がONになっていることを確認。
ホーム画面の「設定」>「モバイル通信」の画面に戻ります。
・モバイルデータ通信が使用するeSIMになっていることを確認。
特にデータローミングをONにし忘れている人が多い印象です。あらためて確認しておきましょう。
スマートフォンを再起動する
設定が合っていてもつながらない場合は、スマートフォンを再起動します。
機内モードのON/OFFを切り替える
機内モードを一度ONにして、しばらくした後にまたOFFにします。機内モードにすることで通信を一度切断し、また繋ぎ直すイメージです。
モバイルデータ通信のON/OFFを切り替える
モバイルデータ通信のONとOFFを切り替えてみましょう。
ホーム画面の「設定」>「モバイル通信」>「モバイルデータ通信」の画面で、「オフ」をタップして切断を切った後、eSIM名をタップして再接続を試みます。
データローミングのON/OFFを切り替える
ホーム画面の「設定」>「モバイル通信」> eSIMの名前をタップして「データローミング」を一度OFFにし、再度ONにして再接続を試みます。
最終手段:eSIM会社にお問い合わせする
eSIM会社には、通信がつながらないときのお問い合わせ窓口があります。
LINEやメールですぐに回答をもらえることも多いです。上記の内容をすべて実践してみてもインターネットが繋がらないときは、お問い合わせしてみてくださいね。
まとめ
以上、日本に一時帰国するときに使えるeSIMを紹介しました。まとめると、
- 日本で使えるeSIM…Ubigi、Holafly、Airalo、Trifa
- Ubigi…安く抑えたい人・ギガ数が少なくてOKの人におすすめ
- Holafly…データ無制限でたくさん使いたい人におすすめ
- Airalo…知名度の高いeSIM
- Trifa…日本初のeSIMで安心
- 日本の通信キャリアで電話番号を保持している人…日本のキャリアでギガ数を購入して通信しても◎
- eSIMの使い方…①出発前に現地でeSIMをインストール&モバイルデータ通信は変更しない、②飛行機に乗る直前に機内モードに、③日本に到着後は機内モードのままeSIMのデータローミングをON&モバイルデータ通信をeSIMに変更→機内モードを解除
- 日本でeSIMを使うときの注意点…①自分のスマホで使えるeSIMプランかチェックしておく、②eSIMのインストールには通信環境が必要、③日本での電子決済系は使えないことが多い
最初は「eSIMって何?」「なんだか難しそう…」と感じるかもしれませんが、一度使ってみると簡単でとっても便利!ぜひ使いこなして、快適に一時帰国を楽しんでくださいね。
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