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【ユングフラウヨッホ観光】アクセス方法・所要時間・注意点を解説!

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アルプスの山々を堪能できるユングフラウ地方。

中でもユングフラウヨッホは、世界遺産に登録されているアレッチ氷河を見ることができる有名な観光スポットです。ユングフラウ地方に行くならぜひ行っておきたいところ!

本記事には、ユングフラウヨッホを観光する前に知っておくと便利な情報を網羅的にまとめました。

記事の内容
  • ユングフラウヨッホへのアクセス方法:ルート解説、ルート検索の方法、切符の買い方など
  • ユングフラウヨッホ内の観光ガイド:所要時間、マップ、主要な観光ポイント、注意点など

まぶしいほど真っ白なアレッチ氷河、雄々しいユングフラウやメンヒの山を間近に見られます。アルプスの山を体感しましょう!

ユングフラウヨッホとは?

ユングフラウヨッホは、ユングフラウとメンヒの間の部分のこと。

氷河の景色が美しく、世界自然遺産に「スイスアルプス ユングフラウ – アレッチ」として登録されています。

ヨーロッパの中で最も高い鉄道駅(3,454m)があり、鉄道でアクセス可能です。ユングフラウヨッホには観光施設が整備されていて、氷河の観光やハイキングができるようになっています。

ユングフラウヨッホへの3つのアクセス方法

ユングフラウヨッホへのアクセス方法は、大きく分けると以下の2通り。

  • すべて鉄道でアクセス
  • アイガーエクスプレス&鉄道でアクセス

アイガーエクスプレスを使うと早くアクセスできます。ユングフラウヨッホに行って帰るだけなら上記の2通りですが、個人的には往路と復路にハイキングを組み込むのがおすすめ。このルートも紹介しますね。

1. すべて鉄道でアクセス

ユングフラウ地方には、以下のように鉄道とロープウェーなどが張り巡らされています。

観光拠点となるインターラーケン・オスト駅からユングフラウヨッホまで鉄道でアクセスするなら、

① 鉄道でアクセス:グリンデルワルト経由(2時間)
インターラーケン・オスト駅 ⇒ グリンデルワルト駅 ⇒ クライネシャイデック駅 ⇒ ユングフラウヨッホ

② 鉄道でアクセス:ラウターブルンネン経由(2時間)
インターラーケン・オスト駅 ⇒ ラウターブルンネン駅 ⇒ クライネシャイデック駅 ⇒ ユングフラウヨッホ

の2種類があります。

ちなみに、クライネシャイデック駅 ⇒ ユングフラウヨッホの間では、アイガーグレッチャー駅、アイスメール駅で停車します。アイスメール駅では氷河を見たりお手洗いに行くために5分間停車してくれるので、途中下車して景色を見ましょう。停車は往路だけで、復路は停車しないので注意してください。

2. アイガーエクスプレス&鉄道でアクセス

グリンデルワルト駅からアイガーグレッチャー駅までは、鉄道の他に「アイガーエクスプレス」というロープウェーがあります。これを使うと、

アイガーエクスプレス&鉄道でアクセス(1時間30分)
インターラーケン・オスト駅 ⇒ グリンデルワルト駅 ⇒(アイガーエクスプレス利用)⇒ アイガーグレッチャー駅 ⇒ ユングフラウヨッホ

すべて鉄道を使うよりも30分短縮することができます。

3. 往路と復路にハイキングを組み込むのがおすすめ

ユングフラウヨッホに行って帰るだけでは正直もったいない!と感じます。素晴らしいハイキングコースが周辺にあるので、往路と復路に組み込みましょう。

往路
インターラーケン・オスト駅 ⇒ グリンデルワルト駅 ⇒ メンリッヒェン
メンリッヒェン ⇒ クライネシャイデック間をハイキング(1時間)
クライネシャイデック駅 ⇒ ユングフラウヨッホ

復路
ユングフラウヨッホ ⇒ アイガーグレッチャー

アイガーグレッチャー ⇒ クライネシャイデック間をハイキング(1時間)

クライネシャイデック駅 ⇒ インターラーケン・オスト駅

往路にハイキング1つ、ユングフラウヨッホを観光、復路にハイキング1つなので、丸一日かかる観光プランになります。それでもアルプスの山を満喫するなら最高のモデルプランだと思うので、ぜひ検討してみてくださいね。

往路のハイキングはアイガー、メンヒ、ユングフラウの絶景に向かって歩き続けます。

復路のハイキングは、氷河や緑の山、湖、電車と色々な風景がみられるコースです。

ハイキングの詳細は「【スイス観光】ユングフラウ地方のおすすめハイキングコース!所要時間や注意点も」の記事を参考にしてください。

スイス鉄道の利用方法

スイス旅行するにあたって、スイス鉄道の割引パスは必須です。割引パスの利用を前提に交通費が設定されていて、パス無しだとかなり交通費が高くなります。

割引パスの選び方&使い方を解説した記事を読んで、どれを購入するか考えてみてくださいね。

▼スイス鉄道の割引パスの選び方&使い方

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割引パスは

  • スイストラベルパス(スイス国内の鉄道、湖船、バスが乗り放題 ※一部登山鉄道は割引のみ)
  • ハーフフェアカード(スイスの鉄道、バス、湖船、登山鉄道、ケーブルカーなどが50%OFF)

のどちらかを使用すると思います。

ユングフラウヨッホ鉄道は登山鉄道なので、いずれの割引パスを持っていても切符の購入が必要です。

切符の購入は以下の2通り。

  • 窓口で切符を購入…割引パスを提示して駅員さんから切符を購入する。
  • オンラインアプリで切符を購入…ハーフフェアカードの金額で切符を購入。購入時点で割引パスを登録する必要はなく、乗車後にある駅員さんの切符確認時に切符&割引パスを提示すればOK。

オンラインアプリ上で切符を購入すれば、早割のSupersaver Ticketを利用できます(窓口購入は当日になってしまうので早割が利用できない)。

オンラインでの切符の購入&鉄道の乗換案内の検索は、スイスの鉄道のSBBというアプリで検索できます。旅行前にダウンロードしておきましょう。

SBB Mobile

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SBB AG無料posted withアプリーチ

① 「Timetable」をタップして乗換案内の検索をします。

② 出発地、目的地、日時を入力しましょう。

③ 乗換案内が表示されます。タップすると乗換などの詳細が見られます。右に%がついているものは、早割のSupersaver Ticketがあるという意味です。

④ 下にある赤いバーをタップすると、切符の購入に進めます。

⑤ (1/1)と書かれているものは、正規料金の切符です。Supersaver Ticketと書かれているものは、早割チケットです。早割は選択した日時の電車にしか使えないので注意してください。

⑥ ハーフフェアカードを使うなら、「Edit passengers」で登録しましょう(登録といっても識別番号を入力したりはしないので、ハーフフェアカードを入手する前でも登録できます)。ハーフフェアカード適用後の半額料金が(1/2)と書かれて表示されるようになります。ハーフフェアカード登録後に表示されるSupersaver Ticketは、ハーフフェアカード適用後に早割が適用された料金です。

下に表示されている「Pruchase ticket」から、オンライン上で切符の購入が完了できます。

スイスは改札がなく、電車内で車掌さんが回ってきて切符を確認するタイプです。車掌さんが回ってきたら、購入したオンラインチケットやハーフフェアカードを見せましょう。

ちなみに、スイス鉄道の割引パスは公式サイトよりもツアー会社経由の方が安く購入できます。いろんなツアー会社がありますが、Klookはベストプライス保証(他のサイトの方が安かったら差額を返金)で最安で購入できるのでおすすめです。割引パスはどこ経由で購入しても同じなので、できるだけ最安で買うのが◎

Klookなら当サイト限定のクーポンコード【 ikatakoklook 】で上限10ドルまで5%OFFになります。お得なのでぜひ利用してくださいね。

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ユングフラウヨッホの観光ガイド

ユングフラウヨッホを観光した経験をもとに、所要時間や主要な観光ポイント、注意点を解説します。

所要時間

ユングフラウヨッホ内の観光の所要時間は2時間

氷河ハイキングで山小屋まで往復するなら+2時間で合計4時間かかると思っておきましょう。

ユングフラウヨッホ内のマップ

ユングフラウヨッホ内のマップはこちら。

番号順に進めばもれなく観光できるようになっています。

ですが、⑥の氷河ハイキングはちゃんとした登山装備をしていないと無謀です!私は運動靴で行ってしまい、滑って転んで濡れて日焼けして大変なことになりました。マップには注意書きをしておいてほしいところですね…。

⑥を飛ばせば、後は順番通りに進むだけで楽しめるようになっています。

④ スフィンクス展望台

④はスフィンクス展望台。ユングフラウヨッホの中でもメインの観光ポイントです!

世界遺産のアレッチ氷河やメンヒを間近に見られます。

⑤ アレッチ氷河

⑤では、アレッチ氷河の上に実際に行くことができます。

ジップラインやゴーカートみたいなアトラクションがあって楽しそうでした。

⑥ 氷河ハイキング

アレッチ氷河から山小屋まではハイキングできるようになっています。

ただし、雪山装備や登山靴を履いていないなら、ハイキングは諦めましょう。運動靴でも行けなくはない(というか私は行ってしまった)のですが、滑って転んで大変ですし、滑らないよう変に筋肉を使ってしまうので、かなり足を痛めます。氷河ハイキングの入口にあるアレッチ氷河だけでも、十分氷河を満喫できますよ。

登山靴やアイゼンを装着しているなら、ぜひ山小屋までいってみましょう。360°の氷河の絶景を見られます。

道のすぐ横には底が見えないほど深いクレバスも!立ち入らないように立て看板やネットが設置されていましたが、恐怖を感じるほどでした。

⑦ アルパイン・センセーション

⑦アルパイン・センセーションでは、ユングフラウの歴史や、ユングフラウ鉄道の開設物語を知ることができます。

ちょっとしたディズニーランドのようにアトラクション化されていました。

⑧ アイスパレス

⑧アイスパレスは、なんと氷でつくった洞窟!床まで氷でできています。ツルツル滑って面白いですが、転ばないように手すりをしっかりつかんでおいてくださいね。

洞窟の中には氷の彫刻もあります。

⑨ プラトー

⑨プラトーでは、再び氷河の上へ。ここではユングフラウがバッチリ見えます!

⑫ リンツのチョコレートショップ

スイスといえばチョコレート!⑫ではリンツのチョコレートショップがあります。

その他レストラン

ユングフラウヨッホにはいくつかレストランもあります。ただし、山の上価格&観光地価格で高いです。500mLの水が6.1フラン(850円くらい)で売っているほど!

フードコートのようなレストランですし、ユングフラウヨッホで食べたい!という思い入れがなければ降りてから街のレストランで食べる方が安くておいしいのかなと感じました。

ユングフラウヨッホへ行くときの注意点

高山病対策

ユングフラウヨッホは3,000mを超える標高にあります。高山病を予防するには、

  • 十分に睡眠をとっておく
  • 水分補給をしっかりする
  • 飲酒を避ける
  • 高山病対策の薬を飲む

などがあります。心配な方はしっかり備えてくださいね。

服装

ユングフラウヨッホは標高が高いので冷え込みます。夏は0℃、冬は-10℃くらいになるので、しっかり防寒の装備をしていきましょう。

一方、ユングフラウヨッホを降りれば暑いことも。ハイキングをするなら薄着が必要になります。

重ね着をして調節できるようにしましょう。

氷河ハイキングをするなら装備が必要

氷河ハイキングをするなら、登山靴やアイゼン(雪の上を歩く用のスパイク)、トレッキングポールを装備が必要です。運動靴では滑ってしまって歩けません。

登山靴は底がしっかりしているので、ガタガタの雪の上を歩いても体力の消耗が少なく、滑りにくいです。雪ではない通常のハイキングコースでも疲れにくくなるのでおすすめですよ。

ユングフラウヨッホの氷河ハイキング程度なら、登山靴があればアイゼンまではいらないかも?と感じます。ただ、持っていけるならあった方が滑らずに安心ですし、歩きやすいです。

また、トレッキングポールを使うと、足だけでなく手の力も使えるので楽になります。

まとめ

以上、ユングフラウヨッホ観光に役立つ情報を紹介しました。

  • ユングフラウヨッホへのアクセス方法を3つ解説:①すべて鉄道でアクセス、②アイガーエクスプレスを使用、③ハイキングを組み込む。②が一番早いけど、個人的には③がおすすめ!
  • ルート検索&切符の購入:スイスの交通系アプリSBBを使いこなそう!
  • スイスの交通系割引パス「ハーフフェアカード」または「スイストラベルパス」は必須
  • ユングフラウヨッホ観光の所要時間は2時間。氷河ハイキングをするなら合計4時間。
  • 氷河ハイキングは運動靴では厳しい!やるなら登山靴やアイゼンを。

これからユングフラウ地方を観光する方の参考になれば幸いです。

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