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冬のアイスランド観光はしっかり準備を!服装&装備と持ち物を解説

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冬のアイスランドは、オーロラや青の洞窟など魅力がたくさん!

でも、

  • すごく寒そう…どんな服装で行けばいいの?
  • 何を持っていったらいいんだろう?

と装備が気になるところ。本記事では、実際に冬のアイスランドを観光した著者が服装&持ち物を解説します。

しっかり装備を整えて、快適に観光してくださいね。

冬のアイスランドの気温と天候

まず、冬のアイスランドの気温と天候を知っておきましょう。


出典:気象庁ホームページから独自に作成, 2022年のデータ

データから分かるように、そこまで冷え込みません。アイスランドは緯度は高くて寒いイメージですが、暖かいメキシコ暖流と地熱の影響で、冬でも極寒にはならないのです。

が、アイスランドの天気は非常に変わりやすいです。

  • 1年を通して天気は不安定。
  • ザッと雨や雪が降ってすぐに止むことが多い。
  • かなり強い風が吹くことも。

実際に5日間アイスランドを観光したとき、晴れ・雨・雪・ストーム・霧をすべて体験しました。ほんの数分間ザッと降ってすぐに止むことも多かったです。まっすぐ歩けないくらいの強風になることも。

ポイント

・冬でも極寒にはならない
・天気が変わりやすい&荒れることが多い

この2点を覚えておきましょう。

冬のアイスランドを観光するときの服装

冬のアイスランドの天気をふまえると、以下の条件を満たした服装が望ましいです。

ポイント

・気温に適した防寒装備
・変わりやすい天気に対応できる防水加工の服
・雪の上でも滑らない靴

具体的には以下の通り。

  • 防水加工の上着(フード付き)
  • 防水加工のズボン
  • 暖かいインナー
  • スノーブーツまたはハイキングシューズ
  • ニット帽
  • マフラー
  • 手袋
  • カイロ

ひとつずつ解説していきますね。

アウター

上下ともに防水加工されている暖かい服で行きましょう。以下のケースに対応するためです。

  • 天気が変わりやすい。ザッと降ってすぐに止むことが多い。
  • 風が強すぎて傘をさせない。
  • 滝の近くでは水しぶきが飛んでくる。
  • ツアーによっては服装の防水加工が指定されていることも。特にジーンズはNGのツアーが多い。

傘を使わずにしのげるように、フードのついている上着を選んでくださいね。

カッパでも雨は防げますが、

  • カシャカシャして動きにくい
  • 車に乗る前に毎回脱ぐのが面倒

という点で、観光には向きません。

インナー

しっかり防寒対策をしていきましょう。ユニクロの極暖ヒートテックがかなり暖かいのでおすすめです。

極暖ヒートテックはタイツもあります。防水パンツだけだと足に密着しなくて寒いので、タイツを履いていくと◎

冬のアイスランド観光では雪の上を歩くことが多いので、靴選びは重要です。

ゲイシール間欠泉、グトルフォスの滝、スコゥガフォスの滝、レイキャビク市内…すべての観光スポットで雪が積もっていて、場所によっては氷になっていました。

以下の条件を満たす靴を探しましょう。

  • 雪の上でも滑らないスノーブーツかハイキングシューズ
  • 雪がしみこまない防水加工
  • 足首まで隠れる靴
  • 中がモコモコのスノーブーツだとあたたかくて◎

例えば以下のUGGのスノーブーツだと、機能がそろっていて理想的です。ただし値段が高いので、似たような靴を探してみてくださいね。

雪対策されていないスニーカーやブーツは絶対にやめましょう!

普通のブーツを履いてきているツアー客がいましたが、ツルツル滑って何度かコケてしまい、ハイキングコースの途中までで諦めているのを見かけました。せっかくアイスランドまで来たのに、ずっと足元を見ている&観光を諦めなければならないのは悲しすぎます…

ハイキング系のツアーでは、そもそもスノーブーツかハイキングブーツを指定されていることが多いので、参加ルールをチェックしてくださいね。

アイゼンがあると、さらに雪の上を歩きやすくなります。

アイゼンとは?

靴底に装着する爪のついた登山用具。氷化した雪の上を歩くときの滑り止めとして使用する。

ツアーに参加するなら、必要なタイミングでアイゼンを配布してくれることが多いです。ツアーに参加せず個人で行くなら持って行くと◎

帽子

帽子があるとかなり暖かいです。防寒対策として持っていくのをおすすめします。

雨が降ったときはフードをかぶったり、ツアーによってはヘルメットをかぶるので、ポンポンのついていないシンプルなニット帽にしましょう。

手袋

手袋もあると暖かいです。

寒さが苦手な人はスキー用の手袋がおすすめ。中がモコモコで、手首まで覆われているので暖かいです。

ただし、スキー用手袋は操作性が悪いのがデメリット。観光中にスマホやカメラを頻繁に使う人は、操作しやすい手袋の方が◎

マフラー

マフラーがあれば、首も口元も隠せて暖かいです。

バッグ

バッグは防水加工つきのリュックサックがおすすめです。

火山ハイキングや氷河ハイキングをするときに、リュックサックだと両手が空いて便利だからです。

また、ザッと雨が降ってきたときに、絶対に濡らしたくないカメラやタオルを入れられるよう、しっかりした防水機能つきだと◎

カイロ

カイロもあると暖かいですよね。

海外で6時間用のカイロを買ったことがありますが、最初の1時間だけブワッと暖かくなってすぐに冷たくなってしまいました笑 質のよい日本のカイロを持っていくと◎

体用カイロと足用カイロ、どちらもあると嬉しいです。

行動食

アイスランドは観光スポットが点々としているので、車 or ツアーバス内にいることが多いです。車内で食べられる行動食があると◎

アイスランドは物価が高いので、日本からチョコレートやおせんべいを持っていきましょう。

オーロラ観測に行くときの服装&持ち物

オーロラ観測は、以下の2点を抑えておきましょう。

ポイント

・アイスランドの冬の夜に長時間待機しても寒くない防寒装備
・オーロラを撮れるカメラと装備

防寒装備をしっかり

基本的には上で紹介したような防寒装備で大丈夫です。 が、オーロラ待機中は寒空の下じっと待つことになります。

特に寒く感じるのが足!雪の上で1時間くらい待つこともあります。足元からじわじわと冷えてくるので、

  • 中がモコモコのスノーブーツ
  • 足用カイロ
  • 靴下の2重履き

などでしっかり対策しておきましょう。

高性能のカメラ&三脚

オーロラは天気や条件にかなり左右されます。運よくオーロラ爆発に当たれば肉眼で見えますが、残念ながら弱いオーロラだとカメラ越しにしか見えないことも…。

弱いオーロラでも観測できるように、高性能のカメラを持っていくのがおすすめです。

いいカメラなんで持ってないよ!という人は、レンタルするのも◎

>> APEXレンタル公式サイト

オーロラは、以下のようにカメラを設定するとうまく撮れます。

  • レンズの絞りは開放(例 F2.8)
  • ISOは高感度(例 ISO1600~6400)
  • 露出時間は長く(例 4秒~15秒)
  • ピントは無限遠
  • 三脚を使用

詳しい設定方法については、写真家の方が書かれている以下のコラムを参考にしてくださいね。

>> 夜空を舞うオーロラを撮影する

オーロラ予報サイト&アプリ

オーロラが見られるのは、以下の条件が揃ったときです。

  • オーロラが上空に発生していること
  • 雲がなく、晴れていること
  • 周辺に光がなく、十分暗いこと

オーロラが上空に発生しているかどうかは、オーロラ予報で知ることができます。以下のアプリを事前にダウンロードしておきましょう。

My Aurora Forecast & Alerts

 

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Northern Lights Aurora Alerts

 

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オーロラマップや今後の観測確率を知ることができます。

また、アイスランド上空に雲が出ているかどうかは、こちらのサイトでチェックしましょう。

地図で白くなっている部分が、雲がない場所です。オーロラ観測地点を決めるときに使ってくださいね。

このサイトにもオーロラ予報があり、0~9段階で表示されます。3以上ならオーロラハンティングに行く価値があるとのこと。実際に私はオーロラ予報3のときに見えました(4で見えないときもありましたが)。が、オーロラの発生状況についてはこのサイトよりもアプリの方が詳しいです。

>> アイスランドのオーロラ鑑賞のコツはこちら

※ちなみに!!現在、飛行機がロシア上空を飛べないため、日本↔ヨーロッパ間のフライトで北極圏の近くを通ることがあります。タイミングが合えば、飛行機内からオーロラが見えることがあるのです…!飛行機は雲の上を飛ぶので、オーロラが雲で隠れる心配がありません。ぜひオーロラの発生状況や時間を見計らって、飛行機の中からオーロラチャレンジしてみてください。

ブルーラグーンに行くときの服装&持ち物

アイスランド観光に外せないのがブルーラグーン!

ポイント

・水着の着用が必須
・写真撮影OK!防水ケースに入れたスマホや防水カメラは持ち込める。

というポイントを抑えて準備しましょう。

水着

ブルーラグーンでは水着の着用が必須です!温泉ですが、男女共同のプールのような感覚で利用します。

水着はブルーラグーンの施設でISK800でレンタルすることも可能です。水着を持っていくのが面倒だったり、濡れた水着を持ち帰るのがイヤな人は、レンタルで済ませましょう。

濡れた水着を持ち帰る用のビニール袋は用意されていました。

サンダル

サンダルはなくてもOKですが、清潔感が気になる人は持って行ったほうがいいです。

ヘアゴム

髪が長い人は、ヘアゴムで髪をまとめ上げましょう。

ブルーラグーンはシリカやミネラルをたっぷり含んでいるので、お湯に髪が浸かるとギシギシになってしまいます。

化粧水&乳液などのお風呂セット

入浴中はシリカパックが配られるので、フェイスマスクをして顔を洗います。

洗顔後に化粧水&乳液が必要な人は持っていきましょう。

シャンプー、トリートメント、ボディソープは置いてありました。

スマホの防水ケース

ブルーラグーンは入浴中でも撮影OK!スマホの防水ケースを持っていくと、温泉に持ち込むことができます。

ブルーのきれいな温泉と大自然の絶景を撮ったり、 顔にパックをつけて遊んだり、

いろんな写真を撮って楽しんでくださいね。

ただし、ブルーラグーンのお湯は乳白色で全然見えないので、落としてしまうと大変なことに。ひも付きの防水ケースで無くさないようにしましょう。

GoPro

カメラ自体が防水になっているGoProもおすすめです。

GoProの自撮り棒も持ち込みOKだったので、一人旅でも写真が撮れました。友達と一緒に写れるのも嬉しいですよね。

私が行ったときは霧だらけだったのと古いGoPro5なのでこんな写真になってしまいましたが、最新GoPro&晴れならきれいに撮れると思います。

GoProなんて持ってないよ!という人はレンタルがおすすめです。私はGoPro5を持っていますが、年に数回の旅行に持っていくだけなので、どんどん型落ちになってしまうんですよね…。GoProは旅行のたびに最新機種をレンタルするのが◎

6つのGoProレンタル会社を比較した以下の記事も参考にしてください。

▼GoProをレンタルできる6社を比較

【料金比較】GoProレンタルが安いのは?1週間のレンタル料金やおすすめを解説
旅行のときに持っていきたいGoPro! 広角レンズ&アームが友達との自撮りに◎ 防水機能で水中の撮影もできる 高機能な手振れ補正つきでアクティビティの撮影もバッチリ! 三脚アームなら簡単に全員の集合写真が撮れる 私自身GoPro5を持ってい

まとめ

以上、冬のアイスランド観光に必要な服装&持ち物を紹介しました。まとめると以下の通り。

冬のアイスランド観光の服装&持ち物
ポイント…①気温に適した防寒装備、②変わりやすい天気に対応できる防水加工の服、③雪の上でも滑らない靴
アウター上下:防水加工で暖かいもの
インナー:極暖ヒートテックなどで防寒
靴:スノーブーツかハイキングブーツ。雪・氷の上で滑らない靴を。
帽子
手袋
マフラー
バッグ:防水加工でリュックサックだと便利
カイロ
行動食

オーロラ観測の服装&持ち物
ポイント…①アイスランドの冬の夜に長時間待機しても寒くない防寒装備、②オーロラを撮れるカメラと装備
防寒装備をしっかり:中がモコモコのスノーブーツ、カイロ、靴下二枚履き
高性能のカメラ&三脚
オーロラ予報サイト&アプリ

ブルーラグーンの服装&持ち物
ポイント…①水着の着用が必須、②写真撮影OK!防水ケースに入れたスマホや防水カメラは持ち込める。
水着
サンダル
ヘアゴム
化粧水&乳液などのお風呂セット
スマホの防水ケース
GoPro

オーロラ鑑賞やアイスケーブといった魅力のある冬のアイスランドですが、寒さや雪対策は欠かせません。しっかり準備していい旅行にしてくださいね。

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