大自然の景色が素晴らしいアイスランド!
日本と同じく地球のプレートがぶつかり合うところにあるため、
- 火山、カルデラ湖
- 温泉
- 間欠泉
- プレートの境目
などといった見所があります。また、冬のシーズンにはオーロラやアイスケーブ(氷の洞窟)も必見!
本記事にはアイスランドの観光スポットをまとめました。自然のエネルギーがあふれるアイスランドの絶景を楽しんでくださいね。
ちなみに、アイスランドはバスや電車が整備されていないので、観光はレンタカーかツアーの二択になります。私はツアーで観光しました。実際に使ってみてよかったツアーも合わせて紹介するので、参考にしてくださいね。
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アイスランドの観光スポットのマップ
アイスランドの主要観光スポットをGoogle Mapsにまとめました。
エリアごとにピンの色を分けてあります。
レイキャビクの観光スポット
ゴールデンサークル周辺の観光スポット
ブルーラグーン周辺の観光スポット
スナイフェルスネス半島の観光スポット
アイスランド南部の観光スポット
アイスケーブ周辺の観光スポット
その他観光スポット
各エリアはレンタカーやツアーを使って1日〜2日で観光できます。
レイキャビクの観光スポット
アイスランドの首都レイキャビク。あまり観光スポットは多くありません。
アイスランドの観光は、街から離れた大自然を観に行くのが基本なので、
- 悪天候で自然の観光が難しい
- 空き時間ができた
といったときにレイキャビクを観光すると◎
ハットルグリムス教会
レイキャビクのランドマーク的な教会がハットルグリムス教会。1945年に作り始めてから完成するまでに41年もかかった教会です。
外観のインパクトがすごいですよね!アイスランドの溶岩や玄武岩の風景をイメージして作られたのだとか。
教会の上は展望台にもなっていて、レイキャビクの街を一望できます。
レインボーロード
虹色にペイントされた道路。
写真スポットとして、観光客で賑わっています。道路の先にはハットルグリムス教会も見えますよ。
チョルトニン湖
レイキャビク市庁舎の隣にある湖です。
白鳥などの鳥がたくさんいます。のんびり散歩してみましょう。
サン・ボイジャー
海のそばに設置されている巨大船のモニュメントです。
ここから見るレイキャビクの街や、対岸の山もきれいなので、立ち寄ってみましょう。
ハルパ・コンサートホール
ガラス張りのユニークな建物です。中もデザインがきれいなので、ぜひ入ってみてくださいね。
中にはアイスランドの雑貨屋や、カフェ、コンサートホールがあります。
ペニス博物館
200種以上の哺乳類のペニスを展示している博物館です…!
1室だけの博物館ですが、入場料は2750ISK(約2500円)と強気の設定。それでもたくさんの観光客が訪れる人気の博物館です。
いろんな動物のを並べて見学すると、大きさや長さが全然違って意外と面白いです。最後には寄贈されたヒトのものも…!
ホットドッグ
宇宙一おいしいと言われるホットドッグ店!
1937年から続く老舗店で、アメリカ前大統領であるビル・クリントン氏も訪れたそう。
2種類のソースがかかっていて、ソーセージの下にはカリカリとした具材も。人気店なので並びますが、列の進みは早かったです。
ゴールデンサークル周辺の観光スポット
ゴールデンサークルとは、
- シンクヴェトリル国立公園
- グトルフォスの滝
- ゲイシール間欠泉&ストロックル間欠泉
の3つの観光スポットを巡るルートのこと。アイスランドの定番観光ルートですね。
ゴールデンサークルにケリズ火口湖をプラスしたツアーが人気で、レイキャビクから日帰りで観光できます。
アイスランド観光の日数は少ないけど、観光名所は行っておきたい!という方には、ゴールデンサークル&ブルーラグーンを1日に詰め込んだツアーもあります。
シンクヴェトリル国立公園(プレートの裂け目)
北米大陸プレートと、ヨーロッパ大陸プレートの境目がある国立公園です。
このプレートの裂け目は年に数センチずつ広がっているのだとか。日本はプレート同士がぶつかって沈み込んでいく境目にありますが、アイスランドはプレート同士が広がっていく境目なんですね!
日本同様、アイスランドでもプレート由来の地震がよく起こるそうですよ。プレートの境目なので火山も多いです。
グトルフォスの滝
アイスランド語で「黄金の滝」を意味するグトルフォスの滝。
水量が多く大迫力の滝です!
冬の間は滝の近くまで行ける道が封鎖されていますが、夏ならぜひ滝の近くまで寄ってみてくださいね。水しぶきがすごく迫力があります。
ゲイシール間欠泉・ストロックル間欠泉
ストロックル間欠泉は、5〜10分くらいの間隔で噴き上げる活発な間欠泉です。だいたい20〜40mの高さとのこと。
大迫力で自然のエネルギーを感じられるので、ぜひ生で見てみてくださいね。噴出する直前に青色の水がボコッと盛り上がるのが面白いです。
ゲイシール間欠泉も同じ場所にあります。以前はゲイシール間欠泉がメインでしたが、現在は活動休止中です。活動していたころは、なんと高さ70mまで噴き出す巨大な間欠泉だったそう!
この周辺は地熱活動が活発なので、温泉が湧き出る池などもあります。地面を流れる温泉や噴き上がる間欠泉を見ながら、1時間くらいかけて観光しましょう。
ケリズ火口湖
カルデラの形がきれいに残っているケリズ火口湖。この火口湖は、土から溶け出たミネラル分などでアクアマリン色に染まっています。
周りをぐるっと囲む火山岩は赤色で、夏にはコケも生い茂り、色鮮やかな景色が楽しめます!
冬は一面真っ白な雪で覆われてしまいます。これはこれで綺麗ですが、湖をみるなら夏の観光がおすすめです。
ブルーラグーン周辺の観光スポット
アイスランドの定番観光スポット、ブルーラグーン。周辺には火山や地熱地帯といった見どころもあります。
私は以下のツアーに参加しました。
クレイヴァルヴァトン湖 → Seltún → Fagradalsfjall火山のハイキング → ブルーラグーン の順に巡るツアーです。火山ハイキングで運動した後、ブルーラグーンの温泉でゆったりくつろげて最高でした!
ブルーラグーンに行くだけはもったいないので、ぜひ火山などの観光スポットも組み合わせて観光してみてくださいね。
ブルーラグーン(露天風呂)
アイスランドの定番の観光スポット、ブルーラグーン。
ミネラルやシリカをたっぷり含むブルーの綺麗な温泉です。お肌にもとっても良いのだとか。
温水プールやスパといった感覚で利用できます。シリカのフェイスマスクをしたり、ドリンクやサウナなどで楽しむのも◎
Fagradalsfjall火山(ゲルディンガダリル火山&メルダリール火山)
現在は活動を休止していますが、2021年と2022年に噴火した火山です。
噴火直後は、ハイキングルートからマグマを見ることができたとのこと!
私が行ったときは活動を休止していて、冷えた溶岩の上を歩いたり、溶岩の隙間からケムリが上がる様子が見られました。
安全かどうかは素人に判断できないので、ツアーで行くのがおすすめです。
クレイヴァルヴァトン湖
とっても広いクレイヴァルヴァトン湖。
ただただ広い湖が広がっています。冬に行ったときは、湖面の大半が凍っていてきれいでした。
Seltún
クレイヴァルヴァトン湖のすぐ近くにある地熱地帯、Seltún。
そこらじゅうにある水たまりから湯気がもくもくと上がっています。硫黄の臭いでいっぱいで、地球の活動を感じられるスポットです。
スナイフェルスネス半島の観光スポット
ゴールデンサークルやブルーラグーンと比べると知名度は劣りますが、アイスランドを象徴するキルキュフェトル山があるスナイフェルスネス半島。
観光日数に余裕があるなら、ぜひ行ってみてほしい場所です。
レイキャビク発の日帰りツアーがあります。スナイフェルスネス半島にあるキルキュフェトル山、ガートクレットゥル、ロゥンドランガルなどを効率よく巡ってくれて満足度の高いツアーです。
キルキュフェトル山
アイスランドを象徴するキルキュフェトル山。
くるくると巻かれているような凹凸が特徴的ですよね。その美しい形から、写真家などから人気の高い山です。
写真ではツンと尖ったキルキュフェトル山をよく見ますが、実は台形の山で、角度によって見え方が大きく変わります。
アルナルスタピ
アルナルスタピは小さな漁村。スターパフェルというピラミッド型の山の景色が美しいです。
海沿いにあるので、海辺を散歩したり溶岩層などを鑑賞して楽しみましょう。
ガートクレットゥル
ガートクレットゥルは「穴の開いた岩」という意味で、その名の通り大きな穴の開いた岩があります。
激しい波が押し寄せる様子は圧巻ですよ!
デューパロンサンドゥルのビーチ
黒い砂でできたビーチ。デューパロンサンドゥルは「深い湖の砂」という意味で、浜辺の奥には美しい色の池があります。
波が激しいので、さらわれないように気をつけてくださいね。時々大きな波が来て、思ったよりも海がせまってくることがあります。
ロゥンドランガル
2つの大きな岩が特徴的なロゥンドランガル。
高い岩が75m、低い岩が61mで、近くまで歩いていくことができます。
アイスランド南部の観光スポット
アイスランド南部には、滝やビーチといった観光スポットがあります。
レイキャビクから日帰りすることもできますよ。
また、アイスケーブ観光のために東部に向かうなら、道中で南部の観光スポットに立ち寄ると◎
スコゥガフォスの滝
幅25m、高さ60mのスコゥガフォスの滝。
滝壺のすぐそばまで歩いていけます。水しぶきがすごいので気をつけてくださいね。
隣には階段があり、滝を上から見ることもできます。
セリャラントスフォスの滝
セリャラントスフォスの滝は高さ60mで、滝の裏側を歩けるのが特徴です。
水しぶきで濡れるので、裏側を歩くときは注意してくださいね。
冬の間は道が凍るため、滝の裏側は歩けません。
セリャラントスフォスの滝から左側に歩いていくと、Gljufrabuiの滝があります。石を伝って歩いていくと、滝のすぐそばまで行けて大迫力!
こちらも水しぶきの量がすごいので、濡れても大丈夫な服装で行きましょう。
レイニスフィヤラのブラックサンドビーチ
真っ黒な砂でできたブラックサンドビーチ。
アイスランド内に何ヶ所かありますが、レイニスフィヤラのブラックサンドビーチが一番有名です。
- 奇岩レイニスドランガル
- 柱状の形をした岩壁
といった見どころがあります。
とっても不思議な岩の形ですよね。マグマが固まるときに収縮して柱状になるそうです。奇妙で大きな岩壁や洞窟は必見ですよ!
アイスケーブ周辺の観光スポット
冬のアイスランド観光で大人気なのがアイスケーブ(氷の洞窟)!まるで異世界のような不思議で美しい絶景がみられます。
アイスケーブはアイスランドの東部にあるので、レイキャビクからだと5時間くらいかかります。
- 1日目:レイキャビク発 → 南部を観光 → 東部で宿泊
- 2日目:朝一でアイスケーブ観光 → 東部を観光 → レイキャビクに戻る
のように、2日かけて観光するのが定番!レンタカーを持っていない人は、レイキャビク発の2日間ツアーか3日間ツアーに参加してアクセスしましょう。私は2日間ツアーに参加しました。
ヴァトナヨークトルの氷の洞窟(アイスケーブ)
冬のアイスランドの人気観光スポットがヴァトナヨークトルのアイスケーブ!
氷河の下を流れる水が、氷河を徐々に溶かしてつくった天然の洞窟です。
空気が少なく密度の高い氷なので、太陽の光が入るととても美しい真っ青に!人生で一度は見ておきたい絶景です。
天然の洞窟で危険が伴うので、専門家が案内してくれるツアーへの参加が必須になります。
ヨークルスアゥルロゥン氷河湖
アイスランド内で一番有名な氷河湖です。
氷河が湖の中に崩れ落ち、氷山や流氷として漂っています。分厚い氷が漂う様子は圧巻です。
青みの強い氷山があったり、運が良ければアザラシが見られることも!
ダイヤモンドビーチ
大きな氷塊がキラキラと美しいダイヤモンドビーチ。
ヨークルスアゥルロォン氷河湖に浮かんでいる氷塊が流れ着く先がダイヤモンドビーチなんです。
アザラシや野鳥も多く、人気の観光スポットです。
その他観光スポット
オーロラ
アイスランドでは、9月~4月にオーロラが観測できます。
- 上空にオーロラが発生している
- 雲がない
といった条件がそろったら、オーロラハンティングに行きましょう!
レイキャビク市内でも、街の光が少ない公園や高台に行くと観測できます。
しっかり見たい!という方は、オーロラ観測ツアーに参加しましょう。当日の雲の様子をチェックした上で、雲がなく周辺に光が少ない最適スポットに連れて行ってくれます。
オーロラが観測できるまで何度でも参加できるオーロラ保証がついていて◎
ホエールウォッチング
アイスランドは、実はホエールウォッチングのメッカ!
などを出発地とするツアーがあります。
フサヴィークはクジラの遭遇率が高く、ホエールウォッチングの聖地です。が、レイキャビクから片道6時間ほどかかるので、観光日数に余裕がない人はレイキャビク発を選びましょう。
まとめ
以上、アイスランドの観光スポットをエリア別に紹介しました。
- レイキャビク:半日~1日で観光可能。アイスランドの観光のメインは大自然なので、自然観光の間にレイキャビク観光を組み込むと◎
- ゴールデンサークル周辺:アイスランドの定番観光ルート!ゴールデンサークル+ケリズ火口湖で1日で観光しましょう。
- ブルーラグーン周辺:ブルーラグーンの他に、火山や地熱地帯の観光も組み合わせるのがおすすめ。時間がない人は、ゴールデンサークル&ブルーラグーンを1日に詰め込むこともできます。
- スナイフェルスネス半島:アイスランドの象徴、キルキュフェトル山があります。レイキャビクから日帰りで観光可能。
- アイスランド南部:滝やビーチが見どころ。レイキャビクから日帰りできます。
- アイスケーブ周辺:レイキャビクから片道5時間くらい。アイスケーブを観光するなら2日~3日必要です。アイスケーブのある東部を目指しながら、南部も観光すると◎
- その他:オーロラ鑑賞やホエールウォッチング
大自然のエネルギーを感じられるアイスランド。魅力を存分に楽しんでくださいね。
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