海外旅行におすすめなのがエポスカード!
- 年会費が永年無料
- 海外旅行保険の内容が手厚い!
- 海外利用手数料が安い
- ゴールドカードへの無料アップグレードで空港ラウンジが使える
というメリットがあり、海外旅行好きに人気のクレジットカードです。
私自身25ヵ国旅行してきて、エポスカードは必ず持っていくようにしています。今では海外旅行中のメインカードに。
本記事では、エポスカードのメリット・デメリットを詳しく解説していきます。今使っているメインカードがある人でも、海外旅行用のカードとしてエポスカードを作るのを検討してみてくださいね。
エポスカードが海外旅行に最適な理由
名称 | エポスカード |
国際ブランド | VISA |
入会費・年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 0.5% |
ポイントの種類 | エポスポイント 1P=1円 1円からAmazonギフトに交換可能 |
海外利用手数料 | 1.63% |
海外旅行保険 | 利用付帯 |
メリットとデメリットをまとめると以下の通り。
メリット
- 入会費・年会費無料
- 海外旅行保険の内容が手厚い
- 海外で紛失・盗難にあっても24時間対応の電話窓口が各国にある
- 海外利用手数料が安い
- ゴールドカードに無料でグレードアップ
デメリット
- 国際ブランドはVISAのみ
- ポイント還元率が0.5%
- ポイントの種類がエポスポイント
エポスカードは海外旅行のメリットに特化したクレジットカードです。海外旅行保険は利用付帯ですが、条件がゆるく達成しやすいのも嬉しいポイント!
また、エポスカードを使い続けているとゴールドカードに変更する招待が届きます。ゴールドカードでは空港ラウンジが無料で使用でき、海外旅行保険の補償内容も増えて◎
入会費・年会費無料のエポスカードだけでも海外旅行保険や海外利用手数料などでメリットが大きいですが、頻繁に海外旅行をする人ならゴールドカードを目指すのもおすすめです。
メリット① 海外旅行保険の内容が手厚い
エポスカードは海外旅行保険の内容が手厚いです。
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 |
疾病治療費用 | 270万円 |
賠償責任(免責なし) | 3,000万円 |
救護者費用 | 100万円 |
携帯品損害(免責3,000円) | 20万円(※) |
でも「難しくてどこで使えるか分からない…」と感じる人は多いですよね。海外旅行中に使うことの多い以下の保険は覚えておきましょう。
- 傷害治療費用…ケガで治療を受けたときの費用。
- 疾病治療費用…病気で治療・入院・薬代がかかったときの費用。
- 携帯品損害…物を壊したときの費用。
例えば海外旅行では、
- 行きのフライトでエコノミー症候群にかかり、現地の病院に行った。(疾病治療費用)
- 現地でインフルエンザにかかって、現地の病院に行った。(疾病治療費用)
- フライトの受託手荷物が出てこなくてロストバゲージした。(携帯品損害)
- 現地でスリに遭った。(携帯品損害)
こういったケースに海外旅行保険を利用することが多いです。こう見ると、意外と身近に起こりそうですよね。
アジアなどの近場に海外旅行するだけならわざわざ海外旅行保険に入らない人もいますが、せめてクレジットカードの海外旅行保険は使えるよう利用条件を満たしておきましょう。
エポスカードの海外旅行保険の利用条件
エポスカードの海外旅行保険は、海外旅行のパッケージツアー料金や海外旅行中の公共交通機関の料金をエポスカードで支払っていることが条件になります。
- 〇保険適用対象になるもの
- 旅行会社で予約した海外旅行ツアー代金
- 渡航先への航空券
- 空港に向かうバス・鉄道代金(成田エクスプレス、空港行きリムジンバスなど)
- 海外で乗車した電車乗車代金
- ×保険適用対象にならないもの
- 個人で手配した宿泊代金
- 空港までのガソリン代金、高速道路料金
- 国内・海外でのレンタカー使用代金
ツアーで行く人はツアー代金、個人手配で行く人は航空券をエポスカードで支払っておけばOKと覚えておきましょう。国内の空港に向かうリムジンバスなどでも条件が達成できるので、ハードルが低く条件クリアしやすいです◎
クレジットカードの保険は補償額を合算できる
また、海外旅行保険は補償額を合算することができます。色んなクレジットカードの海外旅行保険の条件を満たしておけば、補償額が大きくなって◎
渡航先の国によっては補償額が足りないこともあるので、クレジットカードの海外旅行保険を活用しつつ、足りない部分を保険会社の保険でカバーするのもアリです。
メリット② 海外で紛失・盗難にあっても手厚い対応
エポスカードは、世界各国に24時間対応の電話窓口を設けています。紛失・盗難にあったとき、いつでも電話で相談できて安心です。
例えば、海外旅行先として人気の
- 韓国
- 台湾
- ハワイ
- イギリス
- フランス
- オーストラリア など
を含む複数の国に電話相談窓口があります。
「クレジットカードもスマホも全部スリに持っていかれてしまった…」という絶望の状況でも、ホテルの電話を借りてエポスカードの電話窓口に相談すれば、日本語で24時間対応してもらえます。とっても安心ですよね。
希望すれば、緊急用の代替カードを旅行先に届けてもらうこともできます。発行には手数料11,000円かかりますが、全てのクレジットカードをなくしてしまうと旅行が続けられないので嬉しいサービスです。
メリット③ 海外利用手数料が安い
海外でクレジットカードを使うときに注意しておきたいのが海外利用手数料。日本のクレジットカードは手数料が1.60~2.50%に設定されているので、エポスカードの手数料1.63%は安いです。
海外利用時の手数料は、「基準レート」と「カード会社が設定した海外事務手数料」から計算できます。
各クレジットカードの海外事務手数料は以下の通り。
VISA | MasterCard | JCB | American Express | 銀聯 | |
---|---|---|---|---|---|
エポスカード | 1.63% | – | – | – | – |
楽天カード | 2.20% | 2.20% | 2.20% | 2.20% | – |
三井住友カード | 2.20% | 2.20% | – | – | 2.50% |
イオンカード | 1.60% | 1.60% | 1.60% | – | – |
三菱UFJカード | 2.20% | 2.20% | 2.04% | – | – |
dカード | 2.20% | 2.20% | – | – | – |
セゾンカード | 2.20% | 2.20% | 2.15% | 2.00% | – |
オリコカード | 2.20% | 2.20% | 1.60% | – | – |
PayPayカード (旧Yahoo!Japanカード) | 2.20% | 2.20% | 1.60% | – | – |
JCBだと手数料が安いカードが多いですが、海外旅行にJCBはおすすめできません…。世界的にみるとVISAとMastercardのシェアが8割を占めていて、JCBが使えない店がとても多いです。VISAかMastercardのクレジットカードを持っていくようにしましょう。
海外利用手数料の具体例を出すと、例えば為替レートが140円/ユーロで1,000ユーロの買い物をしたとき、
- 海外利用手数料1.63%(エポスカードなど)…手数料2,282円
- 海外利用手数料2.20%(楽天カードなど)…手数料3,080円
1,000ユーロの買い物で手数料が約800円の差になります。海外旅行では数十万の支払いになることもあるので、海外利用手数料はできるだけ低く抑えたいところです。
メリット④ゴールドカードに無料でアップグレード
入会費・年会費無料のエポスカードを利用し続けていると、ゴールドカードへのアップグレードの招待が届きます。招待なしでゴールドカードを作ると5000円かかりますが、招待されると永年無料でゴールドカードをゲットできます!
ゴールドカードだと、
- 海外旅行傷害保険の補償額がアップ
- 空港ラウンジを無料で使用できる
といった海外旅行好きには嬉しい特典が付いています。利用条件は無料のエポスカードと同じです。具体的な金額は以下の通り。
エポスカード | エポスゴールドカード | |
傷害死亡・後遺障害 | 最高3,000万円 | 最高5,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円 | 300万円 |
疾病治療費用 | 270万円 | 300万円 |
賠償責任(免責なし) | 3,000万円 | 5,000万円 |
救護者費用 | 100万円 | 100万円 |
携帯品損害(免責3,000円) | 20万円(※) | 50万円(※) |
さらに、ゴールドカードはポイントもお得に!ポイント還元率は0.5%のままですが、
- 50万円利用すると2,500ポイント還元
- 100万円利用すると10,000ポイント還元
100万円以上利用すれば、通常のポイント還元率と合わせて1.5%ポイント還元される計算になります。年会費無料のカードでここまで条件のよいカードはなかなかありません。
ゴールドカードへ招待される条件は公開されていませんが、私は10万円前後の利用を3~4ヵ月続けたところで招待が届きました。そこまでハードルは高くないので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
エポスカードのデメリット
エポスカードのデメリットは以下の3つ。
- 国際ブランドはVISAのみ
- ポイント還元率が0.5%
- ポイントの種類がエポスポイント
それぞれ解説していきますね。
デメリット① 国際ブランドはVISAのみ
エポスカードはVISAしか対応していません。選べないのがデメリットですが、海外旅行ならVISAが一番使いやすいです。世界的にみると、国際ブランドのシェアは以下の通り。
国際ブランド | シェア |
---|---|
VISA | 58% |
MasterCard | 26% |
中国銀聯 | 10% |
アメックス | 3% |
JCB | 1% |
ダイナースクラブ | 1% |
VISAとMasterCardが約8割を占めています。
VISAだけでも十分シェアが大きいですが、国やお店によっては使えないこともあるので、どちらにも対応できるようVISAとMasterCardを1枚ずつ用意しておくと◎
また、海外ではタッチ決済が主流の国もあります。エポスカードはタッチ決済機能がついているので便利です。
デメリット② ポイント還元率が0.5%
エポスカードはポイント還元率が0.5%です。年会費無料の楽天カードは還元率1%なので、比べると0.5%は少ないですね…。
ポイントサイト経由のネットショッピングならポイントを2~30倍ためることもできます。が、楽天のお買い物マラソンなどと比較すると、やはりポイント集めには向いていない印象です。
ゴールドカードなら50万円利用すると2,500ポイント還元、100万円利用すると5,000ポイント還元の特典があるので、100万円利用して実質ポイント還元率1.5%を目指すのも◎
デメリット③ ポイントの種類がエポスポイント
エポスカードを使ってもらえるポイントはエポスポイントです。マルイの店舗や通販ならそのままエポスポイントとして利用できます。
マルイをよく利用する人なら問題ありませんが、利用しない人は他の商品券やギフト券に交換しましょう。
- クオカード
- Amazonギフト券
- dポイント
- ANAのマイル
1円からでもAmazonギフト券に交換できるのが嬉しいですね!交換手数料は無料です。その他の交換先は以下のサイトをチェックしてください。
マルイを利用しない人は、交換の手間がかかってしまう点がデメリットになります。
海外旅行前にやるべきクレジットカードの準備
海外から利用することをカード会社に伝えておく
海外からクレジットカードを利用すると、不正利用検知システムが作動して支払いできないことがあります。
不正利用検知システムにはじかれないよう、カード会社に電話していつからいつまで海外で利用すると伝えておきましょう。海外旅行中だけ、海外での利用制限をゆるめてくれます。
エポスカードは海外で使ってもあまりはじかれることはない印象ですが、「もし支払いできなかったらどうしよう…」と不安に感じる人はカード会社に伝えておくと◎
利用可能額を把握しておく
クレジットカードの利用額を把握しておきましょう。長期間の旅行や贅沢旅行だと、意外とたくさんお金を使ってしまいます。ショッピング利用可能額を事前に把握しておくと◎
また、キャッシング機能を使って現地で現金を用意したい人は、キャッシング利用可能額とキャッシング金利も確認しておきましょう。
スキミング対策をする
海外では日本国内よりもスキミング被害が多いです。
クレジットカードなどの磁気情報を盗み取ること。カード情報を読み取られると、カード自体を盗まれなくても不正利用の被害に遭う可能性がある。
非接触型のクレジットカードは、カードに触れなくても情報を抜き取られてしまいます。電波を遮断してスキミングを防止するケースなどで対策するようにしましょう。
ちなみに私は、海外旅行中はスキミング防止機能のついたセキュリティーポーチを使っています。スキミング防止の他にもメリットが多いのでおすすめのアイテムです。
- バッグ自体にスキミング防止機能がついている
- 服の下に隠せるのでスリ対策になる
- クレジットカードや現金をサッと取り出せて便利
有名な観光地は、観光客を狙ったスリが多いです。必ず対策するようにしてくださいね。
支払いは現地通貨を選ぶと覚えておく
海外でクレジットカードを使うと「支払いは円?それとも現地通貨?」と聞かれることがあります。このときは必ずユーロ現地通貨で支払うようにしてください。
現地通貨を選択した場合は、カードが定める基準レートを使って支払額が計算されます。正式に定められたレートで、透明性が高いです。
一方、円での支払いを選択すると、お店が設定した為替レートで換算されます。不透明で割高になる可能性があるのです。
三井住友カードのサイトにも以下の記載があります。
日本円を指定した場合、その場で支払金額を確定できるメリットがありますが、お店が決定した為替レートで日本円に換算されることから、弊社で日本円に換算する場合に比べて割高になる可能性がありますのでご注意ください。
出典元:三井住友カード 海外でのご利用にあたって
支払い通貨を選択できるときは、現地通貨を選ぶようにしましょう。
まとめ:海外旅行におすすめのクレジットカード
以上、海外旅行におすすめなエポスカードを解説しました。まとめると、メリット・デメリットは以下の通り。
メリット
- 入会費・年会費無料
- 海外旅行保険の内容が手厚い
- 海外で紛失・盗難にあっても24時間対応の電話窓口が各国にある
- 海外利用手数料が安い
- ゴールドカードに無料でグレードアップ
デメリット
- 国際ブランドはVISAのみ
- ポイント還元率が0.5%
- ポイントの種類がエポスポイント
今では海外旅行するときのメインカードになっています。海外旅行保険がつくのはもちろん、海外利用手数料も安くて使いやすいクレジットカードです。
今ならカード発行で2,000円のポイントももらえるので、旅行前に作ってみてくださいね。
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