ドイツのアーヘンでは12月頃にクリスマスマーケットが開催されます。
今回クリスマスマーケットの時期に合わせて、アーヘンの街の観光+クリスマスマーケットを1日に詰め込んで満喫してきました。
温泉、アーヘン大聖堂、宝物庫、市庁舎、エリゼンブルネン、クリスマスマーケット、有名な観光名所を全て回って大満足の旅行になりました!
旅の感想に加えて、アーヘンに行くなら絶対に行くべき名所や、今回の旅行で失敗したと感じたことを本記事にまとめてあります。
これからアーヘンの観光をしたい方、クリスマスマーケットと観光を予定している方が満足のプランを立てられる手助けになれば幸いです。
アーヘンの街について
アーヘンはドイツの西にある街で、ベルギーとオランダの国境近くに位置しています。
古代ローマ帝国の時代から温泉保養地として発展してきた歴史があり、温泉が有名です。
また、街の中心にあるアーヘン大聖堂は、世界で初めて登録された12個の世界遺産のうちの一つ!アーヘンに行くなら必ずチェックしておきたい観光名所ですね。
アーヘナープリンテン(Aachener Printen)という名物の焼き菓子もあります。
アーヘンのクリスマスマーケットも人気があり、ヨーロッパ中のクリスマスマーケットランキングで上位にランクインするとのこと。
観光、リフレッシュ、スイーツの名物がありながら、頑張れば1日で回りきれるのが良いですね!
アーヘン観光名所の紹介と感想
私が旅行したアーヘン観光名所を、実際に行ってみた感想と共に紹介します。
私のアーヘン観光は以下のスケジュールで行いました。
11:30 Carolus Thermenで温泉
13:00 移動&昼ごはん&エリゼンブルネン観光
14:00 アーヘン大聖堂ツアー
15:00 アーヘン大聖堂宝物庫
16:00 市庁舎観光
17:00 クリスマスマーケット
かなり詰め込んだプランですね。
温泉は温水プールのようになっていて泳いだりしたので疲れてしまいました。同じようなプランを組む人はどこかでカフェ休憩を入れると良いと思います。
アーヘンは温泉が有名!「カルロステルメ」で温泉に入ろう
アーヘンは温泉が有名です。
私が住んでいるオランダの家はバスタブがないので絶対に入りたい!と思いプランに組み込みました。
アーヘンの温泉といえばカルロステルメン(Carolus Thermen)が有名です。
アーヘン大聖堂などのある中心地から徒歩20分程度で着きました。
温泉というより温水プールといった印象で、水着を着用して入ります。行く予定の人は水着を持っていきましょう。
チケットはオンライン予約で事前に購入できます。温泉のチケットとサウナのチケットがありましたが、今回は温泉チケットだけ購入しました。
公式HPは英語表記にすると表示される内容が少ないので、ドイツ語表記にして翻訳機で訳すのがおすすめです。
温泉には長いこと入っていなかったので気持ちよかったです!
ちょっとだけ塩っぽいですが気にならない程度。
温度が思ったよりも低く、温泉というよりはちょっと暖かいプールだと感じました。水着も着ていますしね。
清潔感があって、滝やバブルの温泉、サウナで楽しむことができました。サウナのチケットを別で購入しなくても、温水プールに小さいサウナがついています。2階には水着のまま入れる飲食店も。
久しぶりに温泉に浸かれたのと、サウナがあったので大満足でした!
ただ、温泉に入ってしまうとその後の観光が疲れてしまいます。
また、日本の街中にあるしっかりした銭湯と似た雰囲気を感じたので、温泉に飢えているわけでなければ観光に組み込まなくても良いのかなと思いました。
有名なアーヘンの温泉を体感したい人は、是非立ち寄りましょう。
温泉に入る時間がなければ「エリゼンブルネン」へ
エリゼンブルネンでは、湧き出る温泉を触ることができます。
街中に急に現れるこの白い建物がエリゼンブルネンです。
中に入るとふわっと硫黄臭が。
温泉に行けないけどアーヘンの温泉文化に触れたい方はこちらに行きましょう。
アーヘン大聖堂や宝物庫といった他の観光名所とも近いです。
世界遺産「アーヘン大聖堂」は必ず行くべき!
アーヘン大聖堂はユネスコ世界遺産に世界で初めて登録された12個の遺産のうちの一つです。
アーヘンに行くなら必ず行くべき観光名所でしょう。
中には無料で入ることができますが、2階の王座や1階奥にも入るにはガイド付きツアーに参加する必要があります。
私はしっかり見たかったので、ガイド付きツアーに参加しました。
ツアーはDominformationで予約できます。英語のツアーは14時のみで金額は5ユーロ。11時に行って14時のツアーを無事予約できましたが、ツアー時には14人の定員が埋まっていたので、早めに予約しに行けると良いですね。
14時にDominformation前に集合してツアー開始!
アーヘン大聖堂に入った途端、息を飲むほど美しい光景が・・・
英語で50分間かけてしっかりと説明してくれました。
アーヘン大聖堂は30人以上のローマ帝国の歴代皇帝が戴冠式を行った場所であり、カール大帝が埋葬された場所でもあるそうです。
1階奥にはステンドグラスが広がる美しい空間がありました。
無料でも遠くから見られますが、ツアーだとこの空間に入ることができます。
写真でみるよりもずっと美しい空間でした。是非足を運んでみてほしいと思います。
きらびやかで美しい天井画、一面のステンドグラスの他に、柱や天井のいたるところが上品な装飾で彩られていました。
アーヘン大聖堂の宝物庫は博物館好きにおすすめ
アーヘン大聖堂の宝物庫は、様々な遺産が展示されています。
しっかりと管理された博物館のようでした。Dominformationにて6ユーロで入場チケットを購入できます。
金でできたたくさんの遺産や、キリスト教関係の美術品が展示されていました。
ツアーも音声ガイドもありましたが申し込まずに回ったので、どういうゆかりの遺産なのか把握できませんでした。展示品の隣にはタイトルのみが書かれていて、内容説明の文章はありません。ちょっと失敗したかな・・・と思いました。
内容を把握できるツアーに申し込むか、博物館に興味がなければ大聖堂だけでも良さそうですね。
博物館が好きな方は楽しめると思います。
アーヘン市庁舎は美しい内装を鑑賞できる
アーヘン市庁舎は6ユーロで入場できます。
赤の間、白の間など、美しい内装で見ごたえがありました。
階段を上がった先にある戴冠式の間もきれいでした。現在も祝賀会などでは使用されることがあるそうです。
階段の途中にある窓からは、アーヘンのクリスマスマーケットが見下ろせました。
上からみるクリスマスマーケットもとても綺麗ですね!クリスマスマーケットの後ろに見えている建物はアーヘン大聖堂です。
アーヘン市庁舎は美しい建造物や内装が好きな方におすすめです。
クリスマスマーケットはブーツ型マグカップがかわいい
最後はアーヘンのクリスマスマーケットを楽しみました。
市庁舎の前に広がるクリスマスマーケットがとってもきれいです!
マグカップもかわいいブーツ型でクリスマス感を満喫しました。
アーヘンのクリスマスマーケットの詳しい内容はこちらの記事にまとめてあります。
アーヘンの有名な焼き菓子「アーヘナープリンテン」
アーヘンでは「アーヘナープリンテン」というお菓子が有名。
アーヘナープリンテンは、スパイスの効いた堅めのクッキーです。一度食べると止まらない味でした。
Nobisというお店が有名なプリンテン屋で、アーヘンの街の色んなところに店舗があります。
ショーケース内がとってもおしゃれ!四角型のクッキーがプリンテンです。
食べやすいサイズのプリンテンにチョコレートがけしたお菓子もありました。お土産にちょうど良いですね。
まとめ:アーヘンは1日で大満足できる観光スポット
以上、アーヘン観光+クリスマスマーケットでした。
まとめると
- 温泉が有名。体感するならカルロステルメ、時間が無ければエリゼンブルネンへ。
- アーヘン大聖堂は必ず行くべき。
- アーヘン大聖堂の宝物庫は博物館好きにおすすめ。
- 市庁舎は美しい建物好きにおすすめ。
- 12月はクリスマスマーケットも楽しめる。
- お土産にはアーヘナープリンテンが◎
私はちょっと詰め込みすぎのプランになってしまいましたが、1日で観光を満喫できるよい街でした。
私の経験がこれから行く方の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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